私の歴史7 結婚4年後、プレママに
2001年、27歳で結婚。仕事もダンスも続けて、付き合っている当時と変わらない、お気楽夫婦でした。
子どもは苦手だし、二人でいるのも楽しいかなと思っていました。
しかし、ママになる友だちが出てきて、子どもと顔を合わせる機会も当然増えます。このまま子どもを避け続けるわけにいかないかも。
あるとき、幼馴染が3歳の子どもを連れて遊びに来ました。子ども向きの言葉掛けなんて、全くできない私。普段友だちと接するように、対応していたら(3歳ともなると、あれこれ話しかけくるから)、何だか気に入られてしまいました。気に入られると、こちらも悪い気はしないもの。
子どもがいるのも楽しいのかな?その頃から少しずつ、ママになることを意識しました。
「子どもでなく、小さい友だち」として接すればいいのかなと、そのとき気づきました。これが「必要以上に子ども扱いしない」という私の子育ての根幹になるのですが、そのときはそこまで深く考えていませんでした。
仕事は(正職ではないけど)段々と責任ある立場に突いて、悩むことも多くなりました。
当時通勤に1時間半かけていたこと、自宅近所の保育園は18時には閉園(この保育園がたまたま早く終わることは、後で知った)することで、子どもを産んだら仕事は続けられないと思うようになりました。
また当時30歳。高齢出産になる前に出産したかったので、一度これまでの働き方を見直そうと思いました。
31歳で妊娠。退職して、初めて専業主婦になりました。
好きだった仕事もダンスも、手放すのは寂しい気持ちもあったけど、やりきった感があったのか、執着せずに手放すことができました。
自分にとって大切なものは、手放しても戻って来る。今は思います。