家族の一員として、お手伝いができる子どもに育てたい。
第一子の長女妊娠中、私も産まれてくる我が子に対していろいろ思いました。高望みなどは捨てて、最終的に思ったのは、
「勉強やスポーツが優秀じゃなくていいけど、家族の一員として家事を手伝う子どもになってほしい」
「私、家事が嫌いだから、子どもにやってもらおう」という魂胆ではないですよ。
小さい頃から母の横で、家事はいろいろ手伝いました。おかげで高校卒業するころには、一人暮らしで困らない程度のことはできていました。
「ありがとう」「(料理)おいしいよ」「助かったよ」と言ってもらえると、嬉しくて自分への自信につながるんです。
で、その自信って何だろうと妊娠中考えたら、「家族の一員として認めてもらえたこと」ではないかなと思いました。
ということで、長女が幼いときからお手つだいはやってもらいました。
まずは、出したおもちゃを片付けるからだったけど。2歳で保育園に通ったとき、帰ったら着替えやタオルなどその日使ったものを長女が自分で洗濯カゴに入れたり。
長男が生まれてすぐは、長女には「弟ばっかり、かまっている」と思ってほしくなくて。オムツ替えのとき、「お尻拭き持ってきてー」などと、意識してお手伝いをしてもらいました。
長女が幼稚園に行っているときも思わず「持ってきてー」と言った後に、いないと気づくことも。私にとって大事なパートナーなんだと、しみじみ。
その後は、長女のお仕事、長男のお仕事がそれぞれあります。
休校時期を経てプラスアルファされていますが。
ブツブツ言われることもあるけど、そこはスルー。でも、「ありがとう」は必ず言うようにしています。
家事の手伝いというか役割分担は、家族を円滑にするに大切なものだと思います。