劣等生ママの子育て1 第一子長女の妊娠
妊娠初期は、とにかく不安で仕方ない。
通勤に1時間半掛けていたこともあり、妊娠3か月で退職。とはいえ、つわりもあるので、当初はのんびり過ごせませんでした。
たまたま、「マタニティビクス」があるという情報を得たので、安定期になったら習うことを希望に生きていました。習い出してからは、体重管理と気分転換もできました。
しかし。子どもが苦手な私。本当に育てられるのか? すごく心配でした。
夫婦とも実家は遠方なので、頼れないことは分かっていました。
そこで。託児を始めとする、子育てサービスを検索しました。私には、子育てを「一人で頑張る」つもりはありませんでした。そんなの無理だから。
また、夫婦2人で育てるのは当然だと思っていました。
こう思ったのは、母の影響です。
中学生の頃、「私が子どもできたら、お母さん預かってくれる?」と軽く聞いたら、
「あんたの仕事が忙しかったり、病気になったりしたら預かるけど、保育園のお迎えは毎日、みたいな日常的に頼るのはダメ! お母さんにはお母さんの生活があるの!!夫婦2人で子どもは育てて!!!」
と、キッパリ。反論する気もなく、すごく納得しました。
この話をすると「ハッキリしたお母さんね」「自分のことが大切なのね」なんて、言う人もいたけど(話したのが間違い)、母の言葉は私の心に響きました。
ママになることを、クールに構えている面もありましたが、お腹が大きくなるにつれ、楽しみな気持ちも生まれました。
幸いトラブルもなく、臨月を迎えたのでしたが、そこに思わぬ困難が待ち構えます。