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NuPhy Air60 HEというキーボード(予習2)

ふと…
こういうことって…買う前にきちんと調べて…「だから買う!」ってなるんじゃないのだろうか?という、もっともらしい疑問が脳裏をかすめましたが…気づかなかったことにしよう。

気を取り直して…NuPhy Air60 HEの機能について、予習してみました。

予習1の続き


0.1ms Latency

Air60 HEは、8KHzのPolling Rateと、8KHzのPCB Scan Rateにより、最短で0.1msのLatencyを実現します。
※メカニカルスイッチのゲーミングキーボードより50倍はやいっていうアレだけど、赤くて3倍速いってやつみたいな…アレなのかな…

ModeとLayer

Air60 HEには3つのモードがありそれぞれに設定が可能で、各モードには4つのレイヤがあり、合計で12のレイヤが使用可能となっています。
モードはキーボードのスイッチで切り替えます。

キーボードレイヤ構造の最適化

移動精度を優先するため、ガスケットマウント、PC/POM プレート、サウンドダンパー、スイッチパッドを排除し、PCB フォーム、プレートフォーム、底部シリコンのみとしました。
※やっぱり早くするには、必須な行為なのね…

南向きLED

NuPhy Air60 V2では北向きだったLEDが南向きに変更になりました。
※透過型のキーキャップだと光り方が変わるので注意が必要ですね。


Adjustable Actuation(調整可能な作動(点))

メカニカルスイッチの作動点(ONになる押下位置)は、それぞれのスイッチで固定されていますが、Air60 HEでは0.1-3.3mmの範囲(Actuation Range)で、キーボード毎に作動点を変更できます。
※実際にはトップデッドゾーン(頂点からキーを押し始めてから入力がONになるまでの遊び)、ボトムデッドゾーン(底付からキーを解放してからOFFになるまでの遊び)があるので、Actuation Rangeの指定値通りにはならない場合があります。


Rapid Trigger

メカニカルスイッチでは、固定されている作動点を通過して一旦ON状態になると、解放点までキーを戻してOFF状態にしないと、再度ON状態にできません。(メカニカルスイッチの解放点は作動点より上の位置にあります。)
Air60 HEには、Rapid Trigger機能があり、有効にした場合、キースイッチの押込動作でON状態、解放動作でOFF状態にすることが可能です。
※Rapid TriggerのPress(押込)値とRelease(解放)値は、相対値で、それぞれ、OFF状態、ON状態からの相対値として指定します。また、それぞれの値を同じ値、別の値で指定可能です。
※設定により作動点を無視してRTを有効にする、または、作動点以下でRTを有効にすることが可能です。


Hyper Tap

2つのキーを束縛(結束とか連携とかと読み替えても良いです)する機能です。
例えば、「A」キーがON状態のときにOFF状態にしたときに「B」キーを自動的にONにする機能です。
束縛には双方向と単方向があって、双方向で「A」「B」を束縛した場合は、「A」「B」それぞれが、ON状態からOFF状態に変化した場合にもう一方のキーが自動的にON状態となります。
単方向で「A」「B」を束縛し「A」の単方向と指定した場合は、「A」が、ON状態からOFF状態に変化した場合には、「B」がON状態となりますが、「B」がON状態からOFF状態に変化しても「A」はON状態にはなりません。
※初期設定では、自動でON状態となったキーは、元のキーがOFF状態になって更に、0.05mm持ち上がるとOFF状態になります。
※前進中に立ち止まると必ず後ろを振り返るみたいなアクションを作れそうな気がします。


Dynamic Keystroke

1つのキーに押込で2つの位置、解放で2の位置に最大4つの機能を割り当てることが可能です。
押込の位置は、頂点からの距離、解放の位置は底付きから距離となりそれぞれ1mm、3mmの固定となっています。(可変じゃないのかな??)


NuPhy Air60 HEのWebページにはここまでの機能が掲載されていたけど…
その他にも、Mod Tap、Toggle Key、Rapid Shift、SOCDといった機能が使えます。この辺りは、NuPhy Air60 HEが到着してからNuPhy IOで機能設定を確認して予習3で記事にしようかな。(予習3というか実習1?)




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