「出会いがない」と嘆く人の正体
こんばんは。
今、「幸せになる勇気」を読んでいます。
ベストセラーになった「嫌われる勇気」の続編。
アドラーの教えの「哲人」と、「青年」の会話で繰り広げられる本。
その中で、「運命の人」について、はっ、と思わされることがあったので共有します。
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・われわれに「運命の人」はいない。多くの人は恋愛に「運命の人」を求めるのか?どうして結婚相手にロマンティックな幻想を抱くのか?その理由についてアドラーは「すべての候補者を除外するため」だと断じます。
・「出会いがない」と嘆く人も、じつは毎日のように誰かと出会っている。しかし、そのささやかな「出会い」を、なにかしらの「関係」に発展させるには、一定の勇気が必要です。声をかけたり、手紙を送ったり。
・そこで「関係」に踏み出す勇気をくじかれた人はどうするのか?「運命の人」という幻想にすがりつく。目の前に愛すべき他者がいるのに、あれこれ理由を並べて、「この人ではない」と避け、「もっと理想的な完璧な運命の人がいるはずだ」と目を伏せる。それ以上の関係に踏み込もうとせず、ありとあらゆる候補者を自らの手で除外する。
・これが「出会いがない」と嘆く人の正体。「今はまだ幸せは訪れていないけど、運命の人に出会えさえすれば、すべてがうまくいくはずだ」と可能性の中に生きている。
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ぐさっっっっっ
( ノД`)シクシク…
これ、自分や。
なんで婚活うまくいかなかった?婚活から逃げ出した?
失恋したから乗り気じゃなかった?
自分の心が響かなかった?
違うよね。
目の前に愛すべき人は、たくさんいたはず。
自分がこの人を愛すると決断する勇気。
自分がこの人と、将来の「私たちの幸せ」を考える自立心。
それがなかったからだ。
相手が好きなら、自分も好き、
そんなのだめ。
まずは、相手からの見返りを求めず、ただ目の前の人を、その人をまるごと愛すること。
それだけ。
幸せになる勇気、持とう。