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うちの姉妹の話

私の子は4歳の長女と1歳の次女の2人姉妹である。次女が産まれて1年と少し。この短期間でも2人が面白いくらいに正反対で。同じ腹から出てきたとは思えないくらい、子の個性って育て方じゃない、生まれつきのものなのだと教えてもらった。

まず顔。長女は優しい顔立ちのかわいい系。次女はキリッとした美人系。(そうだよ親バカだよ)
長女は会う人会う人に「色白さんね〜」と言われるくらい美白だけど、次女は地黒の上にどうやら焼けやすい体質のようで、夏場は長女の保育園送迎に同行しただけでこんがり焼けた。オセロのような姉妹である。

次に睡眠。長女はとにかく寝るのが下手で、セルフねんね?なにそれ美味しいの?状態だったし、背中スイッチは感度抜群だったし、やっと寝たと思ったら1〜2時間おきに起きるような、永遠の新生児だった。夜通し寝るようになったのは断乳した1歳4ヶ月ごろから。低月齢から夜通し寝る子の話を聞いても「都市伝説でしょ」と思っていたし、私は慢性的な寝不足と夜間授乳で周りに心配されるくらい激痩せした。

それがどうだろう、次女。新生児期は流石に授乳感覚が短いので夜勤が1〜2回あったものの、1ヶ月すぎる頃には夜通し寝ていた。低月齢から夜通し寝する赤ちゃんは実在したのだ。都市伝説ではなかったらしい。
おまけに私たちの夕食の時間等はバウンサーに座らせていたら勝手に寝ていた。「なんやこの手のかからなさは」と驚愕した。おかげで私は産後全然痩せなかった。
(ただこの夜通し寝ボーナスタイムは、4ヶ月頃に寝返り習得と共に終わりを告げることとなる笑)

長女は横抱きで抱っこユラユラされて寝るのが大好きだったが、というかそれでしか寝なかったが、次女は首座り前から縦抱きが好きで「ユラユラすな、その辺うろうろ歩いてくれたらすぐ寝るわ」って喋れないのにしっかり伝えてきたし、眠くなったら布団に降ろせとばかりに身体を反って教えてくれた。なお背中スイッチは搭載されていなかった。神。

離乳食が始まってからはもう次女のポテンシャル開花!って感じで食べまくり、今じゃ長女の3倍は食べてるのではという感じ。
長女は次女が産まれてから赤ちゃんがえりしている部分もあって、甘えて食べさせてほしがるので、1歳にはつかみ食べできそうなものを渡しておいて4歳に食べさせてあげるという逆転現象がおきている。そして1歳はあっという間に食べ終わりおかわりを要求。4歳は口に運んであげてもゆっくりのんびりもぐもぐしていて永遠に食べ終わらない。君たち足して2で割ったぐらいでちょうどいいのにね、と毎日思っている。

と、ここまで書いて、なんだか次女の方が育てやすそうに見えるけども、次女は自ら危険に突っ込んでいくタイプの赤ちゃんなので、本当に目が離せない。長女がやらなかった危険系のことを全部やるし、触って欲しくないものからさわる。デンジャラス次女なのである。

そんなこんなで書けばキリがないのだけれど、

  • 長女はうつ伏せ派、次女は仰向け派

  • 長女は後追いほぼなし、次女は後追い激しめ

  • 長女はお肌トゥルトゥルトラブル知らず、次女は乾燥肌で冬場は荒れがち

  • ゆるめの長女、硬めの次女(何がかは察して)

  • すきっ歯の長女、ギッチギチな次女

  • 今も爪が薄く割れやすい長女、割と低月齢からしっかりした爪の次女

  • ほぼスタイ使わなかった長女、よだれマンの次女(スタイのお下がり足りなくて買い足した)

  • ハイチェアにおとなしく座っていた長女、秒で立つ次女(危なすぎるので肩ベルト買い足した)

  • ラッコ抱き寝が大好き長女、そんな不安定なところで寝れるか!な次女

ちなみに共通点は

  • おなかぽんぽこりん

  • ただただかわいい(かわいい)

これから2人ともどんな風に育っていくんだろう。成長の中で似てる部分も出てくるのかもしれない。今のところは正反対の2人を楽しみつつ、でも正反対だからという先入観は持ち過ぎないように気をつけて、2人と過ごしていきたいなと思う。

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