ネット右翼、ネット左翼の方々へ
著名人が法案のハッシュタグをツイートしたことに関しての、ネット右翼・ネット左翼の方々の発言に対し、独断と偏見で感想を呟きます。
ネット右翼の方へ
「著名人が政治的発言を〜」は卑怯だと感じました。例えば「マスク届いた!首相ありがとうー!」みたいな発言だったらそんなこと言わないのではないでしょうか。
著名人も発言の自由はあります。発言を不快に感じることも、不快だと呟くことも自由ですが、攻撃の意思をもって相手に接触する権利はありません。影響力に責任を云々は、当人が気をつけることです。他人が強要することではないし、私人に気をつける義務もありません。著名人影響力責任罪でネットリンチ刑を執行しないでください。犯罪です。
また、「歌手やタレントが良くも知らず適当にハッシュタグつけやがって」みたいなツイートをよく見かけました。大変失礼です。
芸能界で活動されている方々が政権に逆らう発言をするのはリスキーです(今回の騒動でも明らかですよね)。リスクの上での発言やリツイートを「適当」扱いするのは敬意がかけていると感じます。相手が良く知らないなんてどうして分かるのでしょうか。批判は構いませんが、決めつけで相手を侮辱するのはやめましょう。
最後に念のためですが、今回問題になってる主な内容は束ね法案の一部である、検察官の役職定年制に対する特例を設ける場合の運用指針・基準が「内閣が定めた事情」としか書かれていないことです。(現内閣や今後の内閣に白紙委任で問題ないという判断もあるのかもしれませんが。)定年の延長に対してではありません。
ネット左翼の方へ
一度ハッシュタグをツイートしただけで神輿を担いだり、長文応援リプをつけるのは見ててうんざりしました。
著名人の方にももちろん政治的発言をする自由があります。ただ同じく政治的発言をしない自由もあります。普段政治的発言をせず、どうしても意思を表明をしたい話題にのみ、発言をすることも自由です。
たまたま一つの事柄で自分と同じ考えだったからといって、全面的に自分と考えが一緒だとは限りません。発言に賛同を示したいのならいいねやリツイートで十分ではないでしょうか。ハッシュタグを一つ呟いただけの人に、長文で自分の信念のリプライを送りつけても怖いだけです。ちょっとしたアクションを自分の都合でめちゃくちゃオーバーに受け取るのは失礼だと思います。
リスクを冒しながら池に小さな石を投げた人がいたら、波紋が広がるのを見守りませんか。あなたが騒ぐことでリスクが上がったり、発言した人の意図しないほど大きな発言にしてしまっては、可哀想です。相手は活動家になりたいわけでも、四六時中政治のことを考えているわけでもありません。
小さな発言にはいいねとリツイートで、どうしても伝えたい気持ちはハッシュタグをつけずに一言で伝えるのが素敵な応援の仕方だと思います。
きゃりーぱみゅぱみゅさんへ
好きです。結婚してください。
冷笑系の方々へ
上から目線で相手を笑うことでマウントが取れてると考えていらっしゃいますが、それはあなたの脳内だけです。
「物事を俯瞰できる自分」を客観的に見てください。ダサいです。眼帯は取りましょう。右腕が疼くのも気のせいです。
ネットで人を冷笑する以外楽しみがないなら猫を飼うと人生の幸福度が3000%ほど上昇するのでおすすめです。