2024年夏・平泉観光
先日世界遺産検定マイスター試験に合格できました!
今回は試験合格旅行ということで世界遺産「平泉」を旅してきました。
この記事は旅行記ということで写真をメインに載せていきます。
平泉とは?
そもそもですが、世界遺産平泉の正式名称は「平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群ー (Hiraizumi - Temples, Gardens and Archaeological Sites Representing the Buddhist Pure Land) 」いうもので、2011年に登録された世界遺産です。仏教の中でも、特に浄土思想の考え方に基づいて造られた多様な寺院・庭園及び遺跡が多くつくられて、現在もその多くが残されています。これらの寺院や庭園は、この世に理想世界を創り出そうとしたもので、海外からの影響を受けつつ日本で独自の発展を遂げたものであるため、文化的交流を示す登録基準(ⅱ)と独自の宗教儀礼や民俗芸能などの特徴に認められる登録基準(ⅵ)が認められています。
訪れたところ
①毛越寺
8月末、ノロノロ台風が近づいている時に訪れたので、静かな雰囲気で観光できました。
境内を歩いていると近くにアヤメ畑があるようで、アヤメが咲く時期だととても綺麗なのだろうなと想像しながら園内を歩きます。
ここで松尾芭蕉が「夏草や 兵どもが 夢の跡」を詠んだのかなと思ったら、後に石碑を立てたもの。この名句を詠んだのは毛越寺の近くにある高館義経堂です。
発掘時に当時の姿のまま発見された遣水も味がありますね…近くにはモミジがあるので、秋の紅葉シーズンは風情があるなと想像しつつ歩きます。
②観自在王院庭園跡
ここはまさに「庭園跡」の名所。果てしなく庭園が広がります。ただその日は雨で水たまりがあちこちあって歩くのがちょっぴり大変でした…
歩いていくと発掘調査を行っている模様。どのようなものが出土するのかなと想像しながら、池の周りを歩きます。毛越寺と同様に「想像の世界」です。
③平泉文化遺産センター
やはり「想像」ばかりだと実際の様子を知りたくなったので、宿泊先の近くにある平泉文化遺産センターを見学する。中は撮影禁止なので写真は少なめです。
ここまではOKなので、ここで一枚。中は当時の生活がわかる出土品が並んでいて面白い。
④中尊寺
この日は天気が安定していたので、町内バスを使って宿泊先から移動。目の前に待ち受けるのは月見坂。長く未舗装の道路なのでちょっと疲れてしまいそう。途中のお茶屋に寄り道したかったが、ここは我慢我慢。
ようやくたどり着いた中尊寺の入り口。写真を撮る人が数多くいた。どうやら海外の方も多く訪れているようで、インバウンドの効果がここでも実感できました。
ようやくたどり着いたのは中尊寺金色堂。平泉といえばこのアングルの写真はマストです。中は撮影禁止なので、ここからの写真は団体旅行の方も入れ替わりながら記念撮影。団体観光の方が一気に移動したタイミングを狙って。
⑤無量光院跡
ここに平等院鳳凰堂のような美しい建造物があったとされる無量光院跡。今では静かなところだが、かつては町の中心だったのだろうなと思いをはせてみます。
⑥平泉世界遺産ガイダンスセンター
道の駅平泉に立ち寄ろうとしたら、こちらを見つけたので思わず寄り道。
⑥最後に
観光はもちろんのこと。おいしいものを頂くのも旅行の醍醐味。
久々に羽延ばしができました!また戻ったら仕事にゴルフに全力で臨もう!身も心も充電できた旅行となりました。