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喫茶店のモーニングに思うこと

久々にnote開いたらほぼ描き終わってたエントリが下書きに残ってるのを発見。1年以上前に書いたものだと思うけど、せっかくなので脳内旅行も兼ねて投稿しちゃいます(加筆あり)。写真も情報も当時のものなので、今と違うところがあったらすみません(特に灰皿やマッチについては分煙化が進んでるので事情は違う気がします)。
こうして数年前の投稿を見てみると、わたし自身も社会情勢も当時からは想像できないくらい変わってきてるんだなと驚きます。やっぱり思ったことはその瞬間に文章に残しておきたいな。
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以前の記事で京都のタマゴサンドについて書きましたが、タマゴサンドの有無にかかわらず、古くからある喫茶店の「寛容さ」が好きです。
モーニングがお得だったり、新聞雑誌読み放題だったり、禁煙が進む現代でも煙草がOKだったり(煙草自体は好きじゃないんだけど、吸いたいひとは吸えばいいという雰囲気が好きなんです)。

こちらは河原町六曜社のモーニング。

手書きメニューが温かい。

喫煙OKどころか、マッチやライターをくれたりもする(マッチくれるお店はかなり減ったかな)。パッケージかわいいので、吸わないのにもらいがち。お誕生日ケーキのろうそく点けるのに使います。

こういう喫茶店にいるとわたしも寛容になるのか、見知らぬ人との相席もそんなに嫌じゃなかったりする不思議。普段読みもしない新聞をここぞとばかりに広げてみるのも楽しい。
平日は時間に追われながらスタバのラテ(Venti)を水のようにぐびぐび飲んだりしちゃうけど、おやすみの日くらいはコーヒーゆっくり飲みながらぼーっとしたい。そんで、ぼーっとしてたら勝手にパンとたまごが出てくる(自分で注文してるんだけど)。
この雰囲気、実家に久しぶりに帰って甘やかされている状況に似ている。とりあえず帰ってみたものの特にやることなくてぼーっとするが、かと言って退屈なわけでもない。なんもせずにいるといつの間にかご飯できてて、大した手伝いもせずに美味しくいただく。なんのイベントもなくても、思いっきり寛容さに甘えてみることがリラックス、リフレッシュに繋がる。そんな雰囲気を求めて、わたしは喫茶店でモーニングをいただいているのかも。

それなら毎日でも喫茶店に行けばいいじゃないって思うけど、東京にいると気持ちがピリついているのか、この寛容さになかなか飛び込めない。スタバでventi片手にPC開いたりとか、おしゃれカフェで映え写真のシャッターチャンス狙ったりしちゃう。旅行先の喫茶店でぼーっとしてるのはその反動かも笑。東京にも素敵な喫茶店たくさんあるはずなのに、もったいないですね。どうせしばらく旅行には行けないのだから、近場でわたしをゆるゆるに甘えさせてくれる喫茶店を探しに行こうかな。

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