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【メンバーシップ限定記事(一部無料)】 Mindfulness - Journey 05 瞑想実践の基礎
はじめに
これまでのJourneyでは、マインドフルネスの歴史や理論的背景、さらにMBSR(マインドフルネスに基づくストレス低減法)やMBCT(マインドフルネス認知療法)を中心とした具体的プログラムの構造を見てきました。マインドフルネスが第三世代行動療法とどのように結びつき、「今この瞬間」に注意を向けることでストレスや苦痛への付き合い方を変える、という大枠が理解いただけたかと思います。
今日のJourney 05では、さらに一歩進んで「具体的な瞑想実践」に焦点を当て、呼吸瞑想・身体スキャン・歩行瞑想といったコアとなるエクササイズの手順や注意点を詳しく解説します。マインドフルネスの実践には数多くのアプローチがありますが、いずれのプログラムでも「呼吸瞑想」「身体スキャン」「マインドフルに身体を動かすワーク」は欠かせない基礎として位置づけられています。
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ここでは、初心者が陥りやすいつまずきや、日常生活にスムーズに取り入れるための工夫、さらには自分自身の進捗を客観的に把握するためのセルフモニタリングの方法もあわせて紹介します。習慣化のコツをつかむことで、マインドフルネスを「特別なときだけの瞑想」から「日常の中の穏やかな習慣」へと変えていきましょう。
今回のJourney 05の流れは、以下のように進めていきます。
瞑想実践の全体像:目的と基本的姿勢
呼吸瞑想の手順と注意点
身体スキャンのプロセスとポイント
歩行瞑想:動的なマインドフルネスの醍醐味
セルフモニタリングの重要性と方法
習慣化のコツ:続けるためのヒント
まとめと次回への架け橋──広がるマインドフルネスの応用
それでは、マインドフルネスの実践に欠かせない瞑想の基礎から、一緒に学んでいきましょう。
1. 瞑想実践の全体像:目的と基本的姿勢
1-1. 瞑想の目的
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