サイスニード投手、ヤフーレ投手退団@スワローズ
プロ野球では来年の年俸を決める契約更改が始まりました。
そんな中、我がヤクルトスワローズの助っ人外国人のサイスニード投手、ヤフーレ投手の退団がニュースになってます。
サイスニード投手は今年、2勝8敗。
ヤフーレ投手は今年、5勝10敗。
確かに星勘定すると退団でもいいと言えばいいかも知れません。
ただ別の見方をするとちょっと話が変わってきます。
プロ野球の試合数は143試合(2024年)あります。試合を終わらせるために必要な回数は143×9なので(一試合9回まであるので。コールドとかあるので実際はちょっと違いますけど)、1287回あります。
つまりチームとしては何点取られようが1287イニング守らなくてはならないわけで、試合をこなすためにはピッチャー全員でこのイニングを消化する必要があります。
これは星勘定とか防御率以前のお話です。とにかくこの分投げないと試合が成立しない。
じゃあ、二人の投球イニング数はどうだったかと言えば、
サイスニード投手120回
ヤフーレ投手129.1回(NPBの公式より、0.1って何だ?)
2人合わせて約250回でした。
つまり2人でチーム全体の5分の1を消化してくれていたわけです。(投球回数を稼いでくれるピッチャーのことをイニングイーターと言います。)
そんな訳でこの2人本当にいなくなっちゃっていいのか、というところが気になります。
おそらく先発が出来る外国人投手をまた探してくる、とは思いますが、絶対にこの2人ほどイニングが消化できる保証はないわけで。1回も1軍で投げずにいなくなる可能性もあります。
今いる日本人投手への期待の現れなのかなぁ。お前ら、やらんとイカンぞ!みたいな。
せめてヤフーレだけでも残しておけばいいのに…、と思います。