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zetsumetsusengyo
専門性の身につけ方@読書感想文
途中まで読みながら、タイトルとちょっと違ったな~、と思いつつさらに読み進めると己の浅はかさに恥ずかしくなる・・・、それがこの本の感想です。
専門性を身につけたい。これは僕がずっと思っていることです。どこにいっても通用するには専門性を身につけることが大切だと思っているからです。別に転職しようと思ってるわけでもないのですが。
にも関わらず、研究員生活が20年(学生3年+社会人14年)に差し掛かっているにも関わらず、本物の専門性というものが持てていない、というのが今の僕です。
結婚する前、子供が生まれる前にドクターでも取っといてもよかったな、と考えています。
先週、久しぶりに学会に行ったこともあり、その思いが強くなっているタイミングでこの本を読みました。
いわゆるハウツー本かなーと思ったのですが、そうではなかったです。
具体的な方法ではなく、マインドセットというか、取り組む姿勢について書いてありました。
大切なのは、問いを立てること、のようです。もちろん、その問いに対して自分らしい回答を見つける、その過程において専門性が身につく、とのこと。
で、よく考えると僕は結構、そういうことやってんなー、と思って勇気をもらいました。大丈夫、このまま思うようにやっていこうという不思議な読後感。
何となく社会人よりも理系の大学生、高校生あたりに読んでもらいたいなと思います。