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【J‐TREC出場】【京急電鉄】新1000形1890番台(1894編成)J-TREC横浜事業所を出場 2021年12月27日
・2021年最後の出場車両は隣を走る京急線
12月27日、京急新1000形がJ-TREC横浜事業所を出場し久里浜工場信号所まで試運転を行いました。
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同番台は今年度3編成製造される予定の中、今回2編成目が出場しました。(前回の出場:記事①)
2021年3月に初出場した同番台、今年単体で見ると4編成が出場したことになり、京急車として出場ラッシュではあったかと思います。
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J-TREC横浜事業所を出場した同車は、金沢八景駅到着後折り返し金沢文庫駅駅へ向かい金沢検車区に一旦入庫。
20分近く待機した後、再び久里浜工場信号所へ走り出しますが、信号システムの都合で目的の留置場所へ直接行くことが出来ず、京急久里浜駅で折り返した後の入庫となります。
これは久里浜工場信号所の事情があるのですが、説明が長くなるので今回は割愛します。
京急車のJ-TREC出場試運転は直線距離で長くありませんが、3回も折り返しをするという珍しい列車となっています。
・同番台の愛称決定後初めての出場
2021年6月中旬から7月末にかけ、同番台の愛称が一般公募されました。
予定では9月末の発表の予定でしたが、予定数よりも多くの応募があり選考に時間が掛かった結果、12月24日に発表され愛称が「Le Ciel」(ル・シエル)に決定されました。(愛称決定のお知らせ①)
今回の愛称決定に伴い、車体側面に掲出されることが予め告知されていた為、今回の出場でそのデザインが掲出されると思われました。(出場直前まで建屋内で作業をしていた為、愛称絡みで隠していたと予想していました…)
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しかし、今回の出場では愛称の掲出がされないままの出場となり、愛称のお披露目はお預けとなりました。
・置き換えが進む1500形鋼製車
前回記事でも触れましたが、1890番台の出場で危ぶまれるのは1500形鋼製車です。
1500形は初期に製造された鋼製車と中期~後期に製造されたアルミ合金車がありますが、この説明は前回出場の記事を参照してください。(前回の出場:記事①)
前回1893編成が出場し、各試運転が行われ営業運転が始まったと同時に1509編成が久里浜工場信号所へ廃車の為回送されました。
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事故廃車を除いて同形初めての廃車。
本格的な置換が始まったサインでもあります。
今回の1894編成が出場し、各試運転を行い営業運転開始されたと同時に現在久里浜工場に休車状態で留置中の1513編成が廃車になると思われます。
鋼製車5編成中今年だけで2編成廃車となっている状況により、普段走っている京急大師線の車両変化も少しずつ進んでいる模様で初期製造の鋼製車が本線から姿を消すのはそう遠くない未来かと思われます。
・2021年最後の投稿
今回の記事が2021年最後の投稿となります。
4月から始めたnoteですが、不慣れな部分やとある工場の入出場だけという相当ニッチな所を攻めているにも関わらず多くの人にご覧いただき感謝しております。
しかし、このnote含め年度基準としている為、2021年度はまだ続くと同時に、年度末に向けて注目車両が続々と出場する時期でもあります。
2020年度は2021年の年明けから年度末にかけしなの鉄道SR1系一般車、今回記事の京急新1000形1890番台が注目されましたが、新型コロナウイルスの影響で各鉄道会社が予算不足により車両更新を延期する動きが出ています。
一番最初の記事で今年度の出場車両予想を10項目を予想していますが、この答え合わせは来年度以降に行おうかと考えています。
今年度出場予想車両→(記事②)
・お知らせ
4月からスタートした当noteですが、2022年1月以降を目途に一部の過去記事を順次有料化する予定です。
記事のボリュームや取材内容によって値段が変わります。
現在、実験的に有料化している記事もありますがこれも見直し対象となります。
理由として、深夜がメインとなる為に始めた頃と比べ体力面、時間面含めて取材の負担が増加していること、このnoteを継続的に進めるためにも一部記事の有料化に踏み切った次第です。
直近の記事に関しては当面の間無料となるので安心して頂きたいと思います。
今回の一部記事の有料化にご協力をよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、今年も最後までご覧いただきありがとうございます。
来年以降も「行ける時に行く」というのを目標に更新を続けていきますので、今後ともご愛顧よろしくお願いします。
おわり。
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