【J‐TREC出場】【JR東日本】E235系1000番台グリーン車(F-32〜F-34編成) J-TREC横浜事業所出場 2023年12月12日
⭐︎2ヶ月振りの横須賀・総武快速線グリーン車⭐︎
12月12日未明、E235系グリーン車がJ-TREC横浜事業所を出場しました。
10月3日以来、約2カ月振りの出場となります。
※前回の出場は以下のリンクからご覧いただけます。
同系のグリーン車は1編成2両及び2編成4両での出場が多いですが、今回は3編成6両での出場。
これは2022年3月7日以来となります。
※以下のリンクからご覧いただけます。
・出場時のようす
・甲種輸送
・今年度の横須賀・総武快速線用E235系1000番台の製造はF-34編成が最後?
今回出場したグリーン車3編成。
進行方向からF-32編成、F-33編成、F-34編成と順番通りの出場となりました。
ここでいつも通りチェックするのが検査年月日。
従来、出場時において機関車と電車及び機関車同士に挟まれた形での出場でしたが、重連での出場にシフトしつつあるので、出場時点で検査年月日を確認することが可能になりました。
さて、最後尾となったF-34編成の検査年月日を確認すると…
「2024-3」
つまり、普通車と連結し所属先に輸送される時期が2024年3月。
ということは、F-34編成が同系今年度製造分の最後の編成となると思われます。
したがって、次回出場するであろう同線用グリーン車は来年度製造分になると思われます。
今後の動向次第にもなりますが、従来車(E217系)への置き換え完了もそう長く無い期間に完了すると思われます。
※少なくとも今年度は確実にもつと思われます…
・Y_TREport E235系1000番台に小変化? 初期車11号車の電気連結器が撤去される
今回のレポートは横須賀・総武快速線に関連したものとなります。
2023年11月頃より、横須賀・総武快速線用E235系1000番台の基本編成であるF-01編成の11号車に搭載されていた電気連結器が撤去された状態で運用に入りました。
・横須賀・総武快速線の連結、切り離し
横須賀・総武快速線は逗子駅を中心に基本編成と付属編成の増解結(連結及び切り離し)作業が実施され、付属編成の千葉方増4号車及び基本編成の久里浜方1号車に電気連結器を使用し運転されます。
その為、E217系においても久里浜方増1号車及び千葉方11号車の先頭車には電気連結器が原則搭載されておりません。
※2000年代の1号車トイレバリアフリー化による車両組み替え及び一部編成による東海道線への転属が発生している為、増1号車及び11号車に電気連結器が搭載されている車両もあります。
・新型車両登場で11号車に電気連結器が搭載 その意図は?
横須賀・総武快速線用E235系の登場では11号車に電気連結器が搭載されていました。
これは、逗子駅の配線及び留置線容量の都合で基本編成と付属編成を繋いだ時の構成が一緒の線路を走る湘南新宿ラインの車両と正反対の状態となり、グリーン車の乗車位置が横須賀線の列車と湘南新宿ラインの列車で異なる事態が現在も続いており、将来的に横須賀線の車両が湘南新宿ラインの車両と同じ編成構成に組み替える予定で設置されたものでした。
しかし、基本編成の千葉方11号車に電気連結器が搭載されたのは最初の7編成のみで、8編成目以降は11号車の電気連結器の搭載が見送られました。
・搭載された11号車電気連結器の撤去開始
登場から3年が経過した2023年。
新型車両の本数も日に日に増え、E217系を上回ったE235系ですが、遂に最初の7編成のみに搭載されていた11号車の電気連結器の撤去に踏み込みました。
撤去に伴い、スカートも変更。
8編成目以降と同じ状態となり現在も運用しております。
残りの6編成も同様の撤去が行われると思われる為に、11号車に電気連結器が搭載されたE235系を見られなくなるのも時間の問題かと思われます。