見出し画像

【J‐TREC出場】【JR東日本】E235系1000番台グリーン車(F-14編成、F-15編成、F-16編成) J-TREC横浜事業所出場 2022年3月7日

・約1年振りの横須賀線グリーン車

3/7未明、E235系1000番台グリーン車がJ-TREC横浜事業所出場を出場しました。

2021年4月5日以来の出場。
横須賀線E235系普通車はJ-TREC新津事業所で製造されますが、従来車との置換が急務とされた日光線、相模線用E131系を優先して製造された為、一時的に製造が休止されました。
しかし、E131系の製造もひと段落し、来年度の出場に向けて再び製造が再開されました。

池子(神武寺)~新鶴見信号場間はDE10形1666号機が牽引。
学生の春休みも相まってか多くのファンが集まった。

・まさかの月曜未明の出場…

今回は、何時ものDD5515と7200系の画像が無いのは出場日がまさかの月曜未明。

J-TREC横浜の出場パターンというのが予め決まっていますが、今年度は例外がある一年でした。
しかし、陸送を除き概ねパターン通りの出場となりました。

過去記事でも、数日間池子(神武寺)に留置されるパターンもありましたが、出場日等は概ねパターン通り。

祝日の出場もありますが、パターン範囲内での出場でしたので、然程影響が無いかと思われました。

しかし、鉄路ではここ数年無かった月曜未明の出場。

隣を走る京急線のダイヤ改正と同時に出場パターンも一部変わった可能性もあるので、筆者としても再調査をしようと考えておりますが、「行ける時に行く」というスタンスは変わらず活動して参りますので温かい目で見て頂けると幸いです。

甲種輸送の時間に近づき準備が進むグリーン車6両


・グリーン車の甲種輸送で小さな発見

今回は、グリーン車3編成計6両がJ-TREC新津事業所へ向けて甲種輸送されました。

しかし、横須賀線にグリーン車は2両のみ。
一体、どの様に繋がっているのか観察してみました。

逗子駅にて出発まで待つグリーン車

・ペアになっているグリーン車

横須賀線E235系のグリーン車はサロE234形(4号車)とサロE235形(5号車)に分類されます。
4号車には車両室と車販準備室、5号車にはお手洗いと洗面所が備えられています。

車両と車両の間「U」字になっているホース状のものがジャンパ線

サロE234形とサロE235形がペアになっている場合、ジャンパ線がつなげられています。

ジャンパ線の役割として、ブレーキ等で目的の機器を動作させるために送る電気を中継する役割を持っています。

車両を複数繋ぎ、1つの編成として列車を走らさせるときにとても重要な役割を担います。

・ペアになっていないグリーン車

車両と車両の間に注目。
「U」字になっているのホースの形跡が無い

上記の画像とペアになっているグリーン車の画像を比較して頂けるとお分かりになるかもしれませんが、ペアになっていないグリーン車はジャンパ線が繋げられていません。
本来なら車両と車両の間の幌も繋がれることはありませんが、作業員の通路として繋がれている模様です。

複数編成のグリーン車が繋がれている場面はそう多く見られないチャンスだと思いますので、今後実施される時は逗子駅等の停車する駅で観察すると新たな発見があるかもしれません。


・再び始まるE235系の製造とE217系の置換

冒頭にも触れた通り、一時期E131系の製造により休止されたE235系の製造が再び再開される運びとなりました。

※何故、今回のグリーン車が新津まで輸送される理由については、前回(2021年4月20日※一部有料記事になっています。をご覧ください。

今甲種輸送のおいて検査票を見る限り、F-14編成は2022年4月と掲載しているのもあり、4月中にはグリーン車をつなげた基本編成が所属先である鎌倉車両センターに向けて配給輸送が行われると思われます。

電気機関車に牽引された輸送もこの春から復活するか注目である。

再び増備が開始されると、注目されるのが置換となるE217系の動向。

今年度もスローペースながらも、徐々に置換が進んでいるE217系。

未だ多くの編成が残存していますが、一度置換が始まると驚異のスピードで置き換わるのがJR東日本の車両動向。

多くの編成が残っている今が記録するチャンスだと筆者自身感じています。

無くなってから注目されるのも後悔先に立たずですので、安全に気を付けて記録できるうちに記録することが賢いやり方であると思います。

逗子~久里浜間の日中は付属編成がメイン。


いいなと思ったら応援しよう!

Y_TREport
よろしければこの活動に応援をお願いします! いただいたチップは記事の取材費に使わせていただきます!