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【J‐TREC出場】【JR東日本】 E233系0番台グリーン車(サロE232-9〜12+サロE233-9〜12) J-TREC横浜事業所出場 2023年12月5日

⭐︎中央快速線グリーン車大量増備 第2弾!⭐︎

12/5未明、中央快速線用グリーン車がJ-TREC横浜事業所を出場しました。

10月31日以来の出場となりますが、前回に引き続き2ユニットが4編成による8両編成の2階建グリーン車の出場となりました。
※前回の出場は以下のリンクからご覧できます。


・出場のようす

出発前。
今回はECOMO01号機が先頭。
京急線ダイヤ改正後初めての出場となったが、
深夜帯時刻に大幅な変更が無かった為、ほぼ従来と同じ時間に出発。
今回の出場で中央快速線用のグリーン車が12編成となる。
グリーン車全体。
恐らく、線路沿いのススキ対策の為床下部分に養生カバーが施されている。
グリーン車出場は基本この状態となる。
遂に2桁ユニット突入。
機関車重連出場がメインとなった為、今後の出場に向け最後尾重視にシフト中。
後ろはかなり暗い為に感度の調整が必要となる。
機関車のライトが明る過ぎて撮影泣かせとなっている…

今回は出場時のみ。
甲種輸送は都合上不参加となります。
この時期は1年で1番忙しい時期の為、時間を合わせるのはこの深夜以外難しい…


・Y_TREport 大量出場が功を奏す グリーン車2ユニット(4両)試運転

・グランドE233系誕生

今回のレポートは11月に行われた中央快速線グリーン車4両を組み込んだ試運転。

最初に行われたのは11月13日。

H53編成の基本部6両編成の真ん中に2階建グリーン2編成4両が組み込まれ、10両編成として中央快速線〜山手貨物線〜東海道貨物線を走りました。

意外に初運転となったグランドE233系。
車重が大幅に増加しているので、ブレーキは相当効き辛そうに思う。

実は、E233系のグリーン車が4両繋いで本線上を走ったのは今回が初めてであり、2004年頃に行われたE231系1000番台以来約20年振りの出来事となりました。

東海道、高崎、宇都宮線用の同系3000番台でもなし得なかったグリーン車4両を組み込んだ試運転。

多くの鉄道ファンからはかつて東海道・山陽新幹線で走っていた「グランドひかり」に倣い「グランドE233系」と呼ばれております。

H編成の基本部に組み込まれている為にMT比は4M6Tとなり、通常のE233系の6M4Tと多少の性能不足は否めませんが、お客さんを乗せて走る訳ではありませんので、運転に支障をきたすものでは無いと思われます。

11月は13日及び24日に実施。
2024年度末以降に導入となるグリーン車を全車東海道貨物線内で試運転を行う場合、急ピッチで行わなければならない状況となっている為、このグランドE233系が誕生したと思われます。

今回同様、今後も大量出場が実施される度にこの試運転が実施されるものと思われます。

・E233系0番台のグリーン車組み込み試運転を振り返る

2023年12月現在、出場したグリーン車は全車山手貨物線及び東海道貨物線にて試運転を行っております。

最後は、グリーン車登場から営業開始に向けて様々なパターンで運転されている中央快速線グリーン車の試運転を振り返ります。

・H編成基本部にグリーン車2両を組み込んだ8両編成

グリーン車登場から1番最初に行った試運転は、今回のグランドE233系同様、分割編成であるH編成の基本部にグリーン車が組み込まれました。
これが、グリーン車導入後のH編成基本部の正規編成となります。
ただし、営業運転にて8両編成で走ることは恐らく一部の区間となる他、工場への入出場回送くらいかと思われます。

・T編成にグリーン車2両を組み込んだ12両編成

次に行ったのは基本編成となるT編成に組み込まれました。
通常の近郊路線では付随車とグリーン車を入れ替わる形で組み込まれますが、営業開始時は、10両固定編成のT編成にそのままグリーン車が加わる形となる為に12両固定編成で走る事になります。
首都圏のJR線において12両固定編成で走る路線は中央線のみとなり、固定編成において1番長い車両となります。

・H編成(基本+付属)にグリーン車2両を組み込んだ12両編成

最後はH編成の基本部にグリーン車を組み込み付属部を繋いだ12両編成。
グリーン車営業開始後のH編成はこの12両編成が基本となると思われます。
今後、中央快速線内では頻繁に見られるものかと思われますが、工場入出場時は分割して行われる為、山手貨物線内でこの12両編成を見られるのは希少になるかと思われます。

中央快速線用のグリーン車は、過去の3パターンに加え、今回のグリーン車4両を組み込んだ試運転を含め計4パターンの中央快速線グリーン車の試運転が実施されました。
残りはH編成の付属部にグリーン車が組み込まれるか、T編成とH編成(基本+付属)にグリーン車4両を組み込むだけですが、前者は元々の計画外であること、後者は14両編成となり中央快速線内の有効長がオーバーする為に難しいかと思われますので、今回のパターンが最後のパターンかと思われます。



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Y_TREport
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