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進め方の「工夫」が良い企画を生み出す #自治体にもビジョンを!勉強会Vol.2


私たちNEWPEACE thinktankは、この先行き不透明な時代において自治体にこそビジョンが必要だと思い、ビジョンある自治体の取り組みを取り上げた勉強会を開催しています。

2月22日(火)の勉強会では、長野県の移住メディア「SuuHaa」をテーマに、(株)BAZUKURI代表でSuuHaaの編集長である藤原 正賢さんをゲストにお迎えし、企画の背景や成果について深掘りしました。



参加した方々からは、以下のような感想をいただきました。

サイトのクオリティの高さもさることながら、長野県の職員さんが苦労されたことを強調されていましたが、予算がついた時点で燃え尽きかけることが多い行政を、制作だけでなくリリース後の展開まで意識するように伴走されたことが素晴らしいと思います。

日頃の業務においてどのフェーズでもっと工夫ができたのかがイメージしやすかった。

それぞれの登場人物がどのタイミングでどういう動きをして、何が決定されていったのかという点は直接お話を聞くととてもわかりやすかった。


公募開始前に半年間をかけ、「何のため」「なぜ」を議論

(セミクローズドな勉強会のため、概要のみのご紹介となります)
今回の勉強会では、一般的な「幅広い情報を満遍なく載せた移住メディア」とは異なり、デザイン・内容ともに尖ったSuuHaaが誕生した背景について深堀りを行いました。


長野県庁で移住メディアを立ち上げると決まったのは2020年2月。普通であればすぐに仕様を決めて公募を実施、委託業者を決めて制作…となるところ、長野県庁では「UIJターン情報発信研究会」という研究会を立ち上げ、
「何のために移住メディアをつくるのか」「ターゲットを誰にするのがいいのか」など、そもそも論からさかのぼった議論を行ったそうです。

研究会では隔週頻度で、首都圏の広告代理店でプランナーを務める方など外部の専門家と県庁職員が膝を突き合わせて議論。
さらには、委託先が決まったあとも県庁職員とフラットに議論を進めるために、ときには半日をかけて付箋を使い、ブレストを行ってきたそうです。


理想像からの逆算と、それを伴走し実現する信頼関係

NEWPEACEでは、商品の魅力訴求を行う「ブランディング」に対する概念として、目指す理想像の宣言である「ビジョニング」を掲げています。今回の長野県の移住サイトも、まさに「どうありたいか・未来志向」というビジョニンを体現している企画でした。

また、理想像は掲げるだけでは意味がありません。理想像を実現していくために、しっかりと実行していくことができたのは、SuuHaaに携わる委託者・受託者・外部人材の信頼関係があってこそだと思います。

私たちNEWPEACE thinktankでも「伴走」という言葉を大事にしています。自治体の皆さんと私たち外部企業がともに寄り添い、走りつづけることで、ビジョンは実現へと向かいます。

ビジョンづくりやビジョンに紐付いたPR、伴走にご関心をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。
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