#自治体にもビジョンを!事例から学ぶビジョニング勉強会Vol.5 長野県松本市「松本城三の丸エリアビジョン」
NEWPEACEでは「誰もがビジョンを実践できる社会の実現」をミッションとしていますが、私たちNEWPEACE thinktankでは、この先行き不透明な時代において自治体にこそビジョンが必要だと考えています。
この思いに共感してくださる方々と一緒に何かできないか、未来のアクションを一緒に考えていく仲間を増やすことはできないかと思い、ビジョン(理想像)から逆算した本質的な企画を実現している事例について事業の担当者をゲストに迎え、そのプロセスや効果を紐解き、理解を深めるための勉強会を不定期で、開催しています。
第5回は「つくる」から「つかう」という発想のもと、地域住民を巻き込みながら策定された長野県松本市の「松本城三の丸エリアビジョン」の事例を紹介します。
全国各地でつくられている「エリアビジョン」。地域の将来像や街づくりの方向性を策定するのは重要で、同時に大変な労力がかかる作業です。
しかしながら、多くの地域では「完成させる」ことがゴールとなってしまい、せっかくのエリアビジョンが地域に根付かず、単なる標語で終わってしまうケースも散見されます。
そうしたエリアビジョンを、いかに地域の方に使ってもらうか。
長野県松本市では、「つくる」から「つかう」という発想のもと、小中学生へのアンケートや市民との対話、さらには庁内関係部署との対話を重ねながらエリアビジョンを策定しています。
今回は、実際に進められてきた有限会社ハートビートプランの園田さん・新津さんをゲストにお呼びし、策定ホヤホヤ(3月31日発表)の松本市のエリアビジョンの策定プロセスについてお話いただきます
開催概要
日 時 :6月9日(木)19:00〜20:00
参加費 :無料
視聴方法:オンライン(ZOOM)
ゲスト :
有限会社ハートビートプラン 取締役
認定NPO法人 日本都市計画家協会 理事 園田 聡さん
有限会社ハートビートプラン ディレクター
アーバンデザインセンター大宮[UDCO] プロジェクトパートナ 新津 瞬さん
プログラム:
ビジョンから逆算した本質的な企画とは?
「松本城三の丸エリアビジョン」の事例紹介
Q&A・意見交換
参加方法:Peatixから申し込み(無料)
事例について:
長野県松本市「松本城三の丸エリアビジョン」 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/87/5421.html#anchor05
「つくる」から「つかう」との発想のもと、地域住民や識者、庁内との対話を重ねながら策定されたエリアビジョンです。
ゲストプロフィール:
有限会社ハートビートプラン 取締役
認定NPO法人 日本都市計画家協会 理事 園田 聡さん
1984年埼玉県所沢市生まれ。2009年工学院大学大学院修士課程修了。商業系企画・デザイン会社勤務を経て、2015年同大学院博士課程修了。博士(工学)。2016年より有限会社ハートビートプラン。専門は都市デザイン、プレイスメイキング。現在は、大阪・東京を拠点に全国各地でプレイスメイキングの理念・手法を用いた実践・研究に取り組んでいる。著書に「プレイスメイキング~アクティビティ・ファーストの都市デザイン~」(学芸出版社)。
有限会社ハートビートプラン ディレクター
アーバンデザインセンター大宮[UDCO] プロジェクトパートナ 新津 瞬さん
1987年生まれ。早稲田大学大学院建築学専攻、イタリア・フェッラーラ大学院修了。2013年より株式会社環境デザイン研究所にて、主に大規模公共施設の建築設計・監理に従事。2017 年よりUDCOにて大宮駅周辺における公共空間利活用や調査研究、デザイン調整等を通じた都市再生の推進に取り組む。2021年より現職にて、松本、姫路、大阪、大宮などのまちづくりに関わる。早稲田大学非常勤講師(2021-)。共著に『まちづくり図鑑』(鹿島出版会)
NEWPEACE thinktankとは
ビジョニング(理想像から逆算した課題設定と、一貫した企画実装)を武器に、自治体に特化した視点と手法で伴走するクリエイティブチームです。
ビジョニングについてはこちら! NEWPEACE note
https://note.com/newpeace/n/n683098335bc6
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