#自治体にもビジョンを!事例から学ぶビジョニング勉強会Vol.4 岐阜県飛騨市「ヒダスケ!-飛騨市の関係案内所-」
NEWPEACEでは「誰もがビジョンを実践できる社会の実現」をミッションとしていますが、私たちNEWPEACE thinktankでは、この先行き不透明な時代において自治体にこそビジョンが必要だと考えています。
この思いに共感してくださる方々と一緒に何かできないか、未来のアクションを一緒に考えていく仲間を増やすことはできないかと思い、ビジョン(理想像)から逆算した本質的な企画を実現している事例について事業の担当者をゲストに迎え、そのプロセスや効果を紐解き、理解を深めるための勉強会を不定期で、開催しています。
第4回は2021年度グッドデザイン賞を受賞した岐阜県飛騨市の関係人口創出事業「ヒダスケ!-飛騨市の関係案内所-」の事例を紹介します。
「関係人口をどう増やすか?どんな施策が有効なのか?」「地域のファンをどう作っていくか?」といった課題を抱える自治体は多いと思いますが、岐阜県飛騨市では市民の「困りごと」を起点に、支え合うという新たな関係価値を生み出すという視点から熱量あるファンを生み出すプロジェクトを展開しています。担当職員自らがファンや市民と接する中で生まれた企画で、同様の取り組みが他県でもスタートしたり、2021年にはグッドデザイン賞を受賞するなど多方面から評価されています。
今回は市役所の担当者の土田さんと地域おこし協力隊の永石さんをゲストにお迎えし、企画の背景や成果について深掘りします!
開催概要
日 時 :5月25日(水)19:00〜20:00
参加費 :無料
視聴方法:オンライン(ZOOM)
ゲスト :飛騨市役所 企画部
総合政策課 ふるさと応援係長 土田憲司さん
飛騨市地域おこし協力隊 永石 智貴さん
プログラム:
ビジョンから逆算した本質的な企画とは?
「ヒダスケ!-飛騨市の関係案内所-」の事例紹介
Q&A・意見交換
参加方法:Peatixから申し込み(無料)
事例について:
岐阜県飛騨市「ヒダスケ!-飛騨市の関係案内所-」 https://hidasuke.com/
人口減少によって顕著になり始めたさまざまな地域課題にどう向き合うか。飛騨市が出した答えが、市民の「困りごと」を起点に、支え合うという新たな関係価値を生み出すことでした。ヒダスケ!は、飛騨市民の「困りごと」と参加者の「お助け」が循環することで、地域との交流と支えあいを創出するプロジェクトです。参加者には、主催者の創意工夫で用意する野菜等のお礼や電子地域通貨「さるぼぼコイン」を使った「オカエシ」を用意するなどして地域経済の一助にもなっています。
ゲストプロフィール:
飛騨市役所 企画部 総合政策課 ふるさと応援係長 土田憲司さん
岐阜県出身。市町村合併前の旧河合村に生まれ、高校卒業後、河合村役場に就職。平成16年の市町村合併により飛騨市役所勤務となった。飛騨市産飛騨市育ち。これまでに飛騨市ファンクラブの立ち上げや楽天(株)やKDDI㈱などの企業連携を担当。
現在は、ふるさと応援係として、飛騨市ファンクラブやふるさと納税を担当。
飛騨市地域おこし協力隊 永石 智貴さん
愛知県出身。株式会社おてつたびを経て、 2020年7月より飛騨市の地域おこし協力隊に。ヒダスケ! の企画・コーディネートなど運営全般を担当。ヒダスケ!スタートから2年間で100以上のヒダスケ! プログラムを実施し、1000名以上の方が参加。
2021年度はグッドデザイン賞のほか、第9回グッドライフアワ ード環境大臣賞、中部の未来創造大賞、ふるさと名品オブ・ザ・ イヤー地方創生賞を受賞。ぽっきーの愛称で、全身真っ赤な格好で活動しています。
NEWPEACE thinktankとは
ビジョニング(理想像から逆算した課題設定と、一貫した企画実装)を武器に、自治体に特化した視点と手法で伴走するクリエイティブチームです。
ビジョニングについてはこちら! NEWPEACE note
https://note.com/newpeace/n/n683098335bc6