アニメ・漫画から学ぶマインド④〜僕のヒーローアカデミア編〜

新シリーズ第4弾！
今回は最近完結した感動必至の漫画「僕のヒーローアカデミア」から
マインドを学んでいきましょう！

僕のヒーローアカデミアとは

この漫画の設定として人は皆何かしらの個性を持って生まれてくる時代になっています。その代表例としては翼が生えたり、火や氷を出す頃ができたり動物と話すことができたりと超常現象から地味な個性まで無数の個性が人間に発現する時代です。そんな個性第一の時代の中で主人公である緑谷出久は無個性で生まれてきました。この緑谷少年は幼少期から時代を象徴するヒーロー、ヴィランという個性を悪用する犯罪者から世界を守るヒーローである
オールマイトに憧れを持っていました。しかし無個性である自分は到底ヒーローになれない。そんな苦悩とヒーローになりたいという淡い夢を持って過ごしていたがある時の事件を境にオールマイトと出会うことができ彼から個性を引き継ぎ雄英高校に入りトップヒーローを目指すそんな物語です。

この作品も最初に「これは僕がトップヒーローになるまでの物語」と明記されており無個性だった緑谷少年がオールマイトから個性を受け継ぎ、トップヒーローへの道を様々な障害を乗り越えながら登っていく。
そんなとても胸踊る熱いストーリーになっています。

ここからが本題です。

この作品で紹介するのは主人公である緑谷出久
ではなく・・・
彼の雄英高校でのクラスメイトである切島鋭児郎（きりしまえいじろう）
から学べることを紹介します。

これまで読んできた人は
この人全然王道キャラを紹介しないなって思いますよね笑
そうなんです。
実は地味にすごいキャラクターが好きなんです。

切島鋭児郎について

この切島の個性は「硬化」全身をガチガチに硬くするといった超シンプルな個性です。性格は熱血的で「男らしさ」がモットー。といったまさに「漢」という言葉がお似合いのキャラクターです。
人情に厚く仲間思いで実直。

そんな切島くんの在り方がわかるシーンがあります。

それはアニメ４期　エピソード5(68話)
「ガッツだレッツラレッドライオット」ので出てきます。
漫画だと15巻です。

この中で切島くんはパトロールの際逃げる敵を追いつめました。
敵の攻撃を、背にいる住人ではなく自分だけに向かうようにとめどなく繰り出される攻撃を体がボロボロになるまで受け続けました。
そのおかげで助けが間に合い住人に怪我をさせることなく守り抜いたんです！

と同時にもう一つのエピソードもあるんです！

アニメ４期　エピソード9(72話)「烈怒頼雄斗」&エピソード10(73話)「出向」

• 漫画　16巻

圧倒的な破壊力を持つ乱波(らっぱ)とバリアの個性を持つ天蓋(てんがい)というヴィランと対峙した切島くん達。

乱波に必殺技を容易くやぶられた切島は腕に怪我を負い、自分をかばいながら攻撃をすべて受ける先輩を見て心までも折れてしまいます。

そんな最中、過去を思い出します。

中学時代の個性は少し硬化するというもので高校入学時より弱い個性でした

自分のことを地味な個性だと感じ
それでも心でカバーするんだと雄英高校への入学を希望していました。

ある日、街で同級生が巨大で威圧感のあるヴィランに道を聞かれていたところに遭遇した切島くん。おびえる同級生たちを助けようとしても
恐怖で足がすくみ何もできなかったところ、
そこに芦戸が現れて事なきを得ます。

それを見て彼は自身に絶望してしまいます。
”足りない分は心でカバーすれば”と思っていたものの、それすら出来なかった自分を恥じて”ヒーローでも漢でもない”と絶望します。

そんな時、大好きだったヒーローの昔のインタビュー映像を見て
【怖くないわけない、
　救えなかった人たちの命を知っているからこそ助けに行ける】
と語る言葉を聞いてもう二度と同じことは繰り返さない、
護れるヒーローになると覚悟を決めヒーローを目指し始めました。

過去に後悔したこと、その後覚悟を決めた護れるヒーローになると再び気力を持ち直して、乱波の攻撃を受け続けます。そのおかげで最終的に勝利を手にします。

逃げない

この２つのエピソードから感じたことは逃げないということです。
それは
・自分の弱さから逃げない
・自分の失敗から逃げない
・自分の覚悟から逃げない
・目の前の障害から逃げない
ことを学びました。
自分の弱さ、失敗を受け入れもう２度と同じ失敗はしないと
心に刻み目の前にある障害や壁から逃げずに乗り越えていく。
そんな強さを持つというマインドを学ぶことができます。

自分の理念に向かってまっすぐ逃げずに登り続ける
それが自分の理念を叶える、夢を叶えることにつながると感じています。

この逃げないというマインドを持って
日々頑張って理想の未来を叶えていきましょう！