作品紹介『S(エス)-最後の警官−』
お世話になっております。仲道です。
もうすぐ安倍首相の事件から2ヶ月が過ぎようとしており、日本の要人警護や治安維持の在り方が問題になっております。
そんな今だから読んでほしい作品、その名も『S(エス)-最後の警官−』。
これは「NPS」と呼ばれる警察特殊部隊に所属する青年の奮闘ストーリーです。2014年に向井理主演でドラマ化、翌年には『S(エス)-最後の警官− 奪還』が映画化されました。
プロボクサーとして活躍していた神御蔵 一號(かみくらいちご)。幼い頃銃撃事件で両親を亡くしたものの犯人はその場で射殺され、復讐の行き場を失っていた。
「犯人は生きてこそ罪を償わなければいけない」
そのような思いを抱く彼のもとに、香椎秀樹と名乗る、警察特殊部隊隊長からスカウトが来た。銃に嫌悪感を抱く神御蔵は最初は断るものの、香椎の部隊、「SITやSATに続く第三の特殊部隊」の以下の特殊性を聞くと、スカウトを受けることを決める。
National Police Safetyrescue 通称「NPS」は、SITの捜査力、SATの機動力を兼ね備えた新設の警察特殊部隊。通常の警察ができない、凶悪な犯罪に対処することができる。しかしその目的は、「犯人を殺さず、生きたまま確保すること」であった。
早速持ち前のパワーを生かし、突一(最初に突撃する隊員)として活躍していく神御蔵。そんな中で、彼は冷静沈着なSATのスナイパー、蘇我伊織と出会う。彼は一度出獄した犯人の再犯によって姉を殺害されており、その復讐心を抱きながら活躍していた。
「出獄後の犯人の再犯率は高い。そんな輩を生かす必要はない」
その蘇我の信念に、神御蔵はじめとするNPSは真っ向からぶつかっていく。
そしてNPS創設の裏には、想像を絶する巨大な陰謀が隠されていた……。
「邪気を払う」と言われた持ち前の拳で、神御蔵が犯人をぶっ飛ばす! 任務と葛藤と、つかの間の笑いに生きる警察アクションドラマ、皆様もいかがでしょうか?
もしドラマや映画を見た方がいらっしやったら、コミックスではその続きが描かれているので、オススメします!!
『S(エス)-最後の警官−』(小学館ビッグコミックス)
コミックス1巻〜20巻(完結)
(画像引用:https://images.app.goo.gl/yMgZgBALeHrESyTm8)