STORY#3 私の愛するジーンズ達
ジーンズファンは男女問わず多いと思う。正直、最初はジーンズなんてどれも同じでしょ?とか思っていたけれど、自分にフィットするジーンズと出会った途端、気がつけば結構な量を集めていた。
思い返せば、幼い頃から自分を強く美しく魅せてくれるジーンズを探し求めていたかもしれない。小学生の時に「トラベリングパンツ」という、小説を読んだ時からだ。性格も体験も全然違う、親友同士の女の子4人にピッタリ合うという魔法がかったジーンズを、夏休みの間にシェアするストーリー。
そのジーンズを履いて、自信を持つ彼女達に憧れを抱いていた。
服は時に、私に驚くほど勇気をくれることがある。特にジーンズは、見た目も履き心地も最高だと、もう勝手にスーパーマ○オ状態な気分にさせてくれる。
でも、ジーンズは時に一気に最悪の気分にさせてくる時もある。それは、自分に全然フィットしなくなったと感じた時。体型変動が大きい私は、気を緩めるとすぐにパツンパツンになってしまう。そんな時は自分の甘さに絶望。
だからたまに、夜な夜なお気に入りのジーンズ達を引っ張り出しては、はき心地をチェックして気分をあげるとともに、体重計代わりにするのです。
私のトラベリングジーンズ探しはまだまだ続く。
Bye!