名取さな1st Live サナトリック・ウェーブのエコー あるファンの電波の記録
2024年9月19日開催、『サナトリック・ウェーブ』、最高でした
昼夜とも配信で参加しましたが、バンドアレンジの曲がクリアに堪能でき、配信ならではのマルチアングルも楽しめ、素晴らしい一日になりました
このような感想文を見に来てくださる方は、大体もうライブ視聴後だと思いますが、もしもまだ見れてない方がいれば、アーカイブ視聴期間はまだ一ヶ月(投稿時点)もあります
素晴らしいイベントできっと後悔はしません 是非↓↓
今回のnoteは実質拡大版ついったーかも
なんか今回はスクショ載せたいな~とか思いながら頭の中の感想書いてたらこうなっちゃったからしょうがない
怒涛の勢いで最高を流し込まれた結果、飲み込むのが遅くなっちゃったけど、これが私の感情の記録、受けとった電波の私なりの反響です
バンドアレンジ、生バンド演奏、名取の歌の表現力など、公演中ずっと感じていたライブの良かった要素もあるけれど、それらを上手く言語化することができないので、今回は主に曲それぞれについて改めて感じたことを書いたり書かなかったりしていきたい
たまに主語がデカかったり断定口調で書いてるかもしれないけど、基本一人のオタクの勝手な戯言です
やっぱり書き始めると思ったより長くなってしまう
ちょくちょく加筆修正済み
昼公演
ライブ前注意事項
ライブ開始直前に、いろりからの注意事項があって嬉しかった
みんな大好きいろり
最近はもごごやDJイベントで忙しそう 流石の本気出せばできる女っぷりを感じる
いろりもこれまでの大切な足跡の一つとして連れてきてくれたのかなと思うとうれしい
こういうのを、収録じゃなくてこの場でやってくれるのもうれしい
ばくたん。のときもそうだけど、「きてくれてありがとう。お前たちのこと見えてるよ」ってちゃんとわかるようにしてくれていると感じる
「お互いに思いやりを持って一人ひとりが自由に全力で楽しめる空間」
まさにさなちゃんねる
馴れ合いはしないけどやっぱり王とこの王国が好きなんだ
オープニング
かっこいいオープニング!ちょっと不穏な感じにも見えたけど
これは、バーチャル世界とリアル世界のチューニングを表現しているのかと思った
スクショ一枚目の000000000はデータ、二進数を思い起こさせる
画面から01が溢れる話、どっかであったよね
二枚目はブラウン管?画面の表現に見える
画面の向こうからでも、このウェーブはしっかり伝えるぞということかな
01.惑星ループ
言わずもがなの一曲
一発目にこれがきたときの現地の反応はさもありなん
わたしも画面の前で立ち上がってうおってた
2018年に投稿された、名取さな最初のカバー曲歌ってみた動画
私自身が名取を追い始めた時期はもっと後なので、最初期からのせんせえが受けた衝撃は想像しきれない
それでも、この電波は遅れて私にも届いていた。
そのエコーの一つがこちら↓
多くのせんせえにとって思い出深いこの曲を最初にドン!とぶつけてくるの、完全にやられちゃったね
02.ファンタスティック・エボリューション
コーレスも配信で一緒にやってたし、MCでも言ってたけどライブ序盤ぶち上げ曲としてみんなが一体となって楽しめるように盛り上げてくれた一曲
名取がいつだか、新曲3曲の中でどれがイチオシ?と言っていた気がする
その時は迷っていて答えが出せなかったけど、今はこの曲かなと思っている
まずギターの響きがなんとなく心地いい
そして、私が名取さなに魅せられた要因のひとつは、私の人生の中にはなかった、名取の楽しそうにどこまでも前に進んでいく生き様だったから
がまさに名取さなで好き
時々、名取のことをなんでもできるやつだなとか、天才!?って思ったりしちゃうけど、それは頑張って何でもできるようにしてきた結果なんだなあとこのライブで改めて思った
振り返り配信でも名取は謙遜していたけど、みんなの期待を背負ってそこまでできるのは本当にすごいと思う そこまで鍛えるには眠れない夜もあっただろ
03.PINK,ALL,PINK!
王道のコール声出し曲 ノリやすく楽しい
これまで何回かお前らにやらせたかったって言ってたはず
ききたかった声が溢れて、見たかった色に染まった場所にたどり着けて、本当に良かったな
MC
最高に盛り上がった曲たちから、配信で観るようないつものやりとりへ
安心する一幕
色んな事情で現地に来れなかった人たち、インターネット民にも気にかけてくれる ありがとね
関係者に次々ありがとうが出てくるイベント
さなちゃんねるらしくて、いいよね
04.だじゃれくりえぃしょん
バンドアレンジはめちゃかっこいいけど、歌詞は全部ダジャレというギャップ
まだまだ楽しく元気にやっていくぞ!という勢いが感じられていい
05.アニマルま~る
動物たち(きっと人間も)へのでっかいラブが感じられて好きな楽曲
後ろで流れているMVも相まってとても良かった
プラスのエネルギーを感じる生命讃歌
MC
この辺のやしきんさんブロックは、名取の好きなダジャレや動物がテーマだったり、とにかく楽しくポジティブな感じがしてとても良い
なすどコラボも、度重なる延長でありがたい話
前回行ったときかなり堪能できたけど、ザ・キャッツとかまだ入れなかったのがいくつかあるからまたいつか行きたい
大事な足跡のひとつとして、ここでも聴けて良かった
06.ごほうびトキメキモード
この曲も大事な足跡の一つから
この曲のアレンジは特にゴキゲンな感じで楽しかった
今では名取は更に多様な活動の展開をしているし、もごごは当たり前に更新されているが、毎月のコミカライズはかなり嬉しい発表だったことを覚えている
もごごやもごパのおかげで、新しいものを食べてみる経験ができたりするのもいい
名取もたくさん美味しいもの食べて、毎日を元気にやってほしいな
07.わたしたちのクエスト
名取の好きなブルアカからこれまた好きなゲーム開発部の楽曲
ブルアカに関する配信も大きな足跡の一つだろうし、この曲の歌詞も、日々経験値を積んで冒険している名取にはぴったりだ
スクショした歌詞の部分も、とても刺さっているだろうなと思う
名取は自分の関わるものはできるだけ丁寧に監修し、私達に届けようとしてくれている
そして名取は、ハッピーやラブ、それに留まらない複雑な気持ちも私達に伝えることをメインクエストにしてくれているのだと、このライブを通して私は感じた
08.ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。
そんな新しい試みの一曲目がこの曲
MCなしで「聴いてください」としめやかに始まってすっかり食らってしまった
急にぶちかましてくれたこの曲には色々思うところもあるので、いつかもう少し書いたりしたい
曲はしっとりはじまり、最後には力強く歌い上げてくれるのが気持ちいい
ステージのライティングや演出も、ブラックアウトからのカラフルに盛り上がっていく感じが良かった
そして、やはりこれまであまり表には出してこなかった内面の思いを見せてくれるのが嬉しい
名取自身はMCで劣等感ややるせなさ、もどかしさなどのマイナスな感情も歌ったと言っていたけど、歌い方も相まって、それでも最後にはすべて抱いたまま前を向いて生きていくというポジティブな思いが感じられるのが好き
09.オヒトリサマ
馴れ合い禁止のソロ讃歌
この曲は私が昔から持っていた反骨精神というか「私は私だ」という精神に近くて、ファンタスティック・エボリューションと違って、共感できる方向で好きな曲だ
表情、歌い方、曲調、どれもかっこよくて好き
この辺からいろりのロックだスタンプ多用してたな
10.アンハッピーリフレイン
他の部分もそうだけど、特に『末路』部分の叫びかっこいい
創作活動にまつわる悩みやネガ感情、名取も感じていたんだろうけど、それをあまり表に出さずにいてくれた
発信はできるだけポジティブなものにしようと配慮してくれてたのかなと思う
でも、こういう形で見せてくれるようになったのは、とても嬉しいことだと感じる
同じような悩みを持つ人にはさらに刺さるだろうなと思う
「これは原キーでできるようになりたい」って思って、ちゃんとできるようにするのやっぱりすごいよ
11.八月、某、月明かり
最後の良いものも悪いものも全部並べて『何もいらない』と叫ぶところは本当に良かった
普段の名取は、こういったものすべてを大きな愛で包み込むようなイメージがあったのだけど、時にはこういうふうにも感じてしまうのだなあと…
好きな2曲のカバーと言っていたし、そういった曲に仮託して思いを伝えてくれるのはとても嬉しい
名取はMCで、
『言いづらいことも歌を通してだったら伝えられる』
『音楽を通じてこれをみんなに伝えたいなというのがあります』
『人に言いづらい感情も出せるようになった』
というようなことを言っていた(意訳)
これは聴く側でも同様だと思っていて、自分の悩みに近い感情や、自分の欠点や改善点を指摘する説教に近いような、普段だとちょっと反発してしまいそうな内容も、歌や創作物を通してなら、比較的受け入れやすいところがあると感じている
今回も、かなり感情を動かされてしまいました
12.ソラの果てまで
そしてこの新曲も、『歌だからこそ言えること』とのこと
作詞 名取さな
↑うおおおおおおおおおおお
もうこの時点でみんな期待MAXだったよね
この曲も、テアトロ。と同じく急にお出しされて、思うところがあれこれありすぎるので、ここではあっさりめで
やっぱりどこかでもう少し書いたりしたいかも
聴いて思ったことを少しだけ
私も本当に少しだけだけど、インターネットに電波を発信するようになって、『もしあなたの好きな色だったら』という気持ちがわかるようになった気がする
名取の電波が好きだから、私のこの反射も、少しは誰かに届くといいなと願っている
少し混ざる負の感情、それでも全部楽しんで進んでいこうっていうのが、やっぱり好きな生き様だ
春夏秋冬のとこ、『名取さな版枕草子』かなり好き
季節の経過のモチーフはかなり好きだ
↓このnoteの後半に紹介している2曲も、同じようなモチーフを使っていてお気に入り 合わせて末永く聴いていきたいと思う
そして、電波塔の話
このソラを越えて、この窓を通して、気持ちを届けてくれるのが本当にありがたい
最初に歌った惑星ループへのつながりも感じられる
人はそれぞれ違うから、発信してくれたその思いがすべて届いているよ、とは言えないけれど、大事なところはきっと届いて、私にも伝わっているよ、とエコーを返したい
13.パラレルサーチライト
パラレルサーチライトのバンドアレンジは特に気持ち良かった
やっぱり無限大だよ名取は
「連れてきてくれてありがとう」って言わせるけど、同じように返してくれるのもいい エコーで、お互い様だ
正直言わされなくてもいつも思ってるけどね
14.足跡
ライブの締め用の楽曲ということで、少しの寂しさと希望が感じられる一曲
幸せだったことも辛かったことも、全部含めて『すべてが私を成す足跡だ』といえるの、やっぱかっこいいよね
このライブを楽しんで、また人生歩んでいってねというメッセージが感じられる
頑張っていかんきゃなあ
飛びポはマジで楽しそうだった ワイも画面の前で飛んだけどね!
アンコール
15.モンダイナイトリッパー!(Mitsukiyo Remix)
ここで新衣装
白ライブTシャツは流石にかわいいか ポニテもよく似合う…
アンコールやMCで、まだまだやっていくぞ!って言ってくれるの、もうずっと信じてるんだけど、それでも安心する
これからもついていくから色んな景色を見せてくれよな
MC
あこぎコールすき
告知もいろいろ いつもながらサプライズ好きの女がよ
CDの話もあり 買えてないから通販ほんとにお願いします
バンドバージョンとまた一味違う新曲と、きっとあるライナーノーツとかを噛み締めたい
16.いっかい書いてさようなら
名取の大事なテーマだろう、「伝えること」
今回のライブの他の曲ともあわせて、ばくたん。のときより解像度が高まった気がする
締めにこの内容を明るく歌い上げてくれるの、やっぱり効く~
最後のバンドメンバー紹介も良かった
あまり感想に書けていないけど、各曲をアレンジしてくださった方も、それをしっかり楽しく演奏してくださったバンドの方々にも、本当に感謝
素人耳だけど、拍子とかが特殊で大変そ~などと思ったりしていた
この音源が残るの嬉しいな
ラストMC
名取に手を振ってあげてください←なんかよかった
インターネットォーーーーーー!!!!!!!
高らかな叫び感謝
インターネットからしっかり見てたぞ
昼公演と夜公演の間、正直興奮が冷めなくて、思い返したりついったー見たりしてたらあっという間に時間が過ぎていた
配信組でこれだから、現地組や出演者の方々は、もっとあっという間に感じたんだろうなあ
夜公演
昼公演と被ってる曲は一旦除外
いろりの注意事項2nd
いろり~ありがとね~
正直いろり先生よすぎる
せんせえは最初は先生だったんだろうけど、名取さながしっかり救われてからは、幼稚園生の方がしっくりくるところが正直ある
配信でもよくごっこ遊びというか、「そういうもんだよね」というノリで付き合ってるし、そういう配信こそ好きそうな部分とか
「せんせえ」よりも「お前ら」や「肉人間」と呼ばれることが多くなってからは、特にそう感じる
ワイらを引き連れていろんな楽しい新しいことを見せて育ててくれるし
そしてハッシュタグトレンド一位おめ
やっぱ順張りも必要かあ
私は未だに逆張り精神が抜けきれていないところがあるけど、せめて自分の好きなものには、順張りでいきたいなと改めて思った
あと噛んじゃったいろりがかわいいすぎる…
インターネットに生きてはいるけど、音楽は結構通ってきてない分野が多いので、正直カバー曲はあまり知らない曲が多かった
それでもめっちゃ楽しかったけどね!
ここからの4曲は、「踊れ」がテーマのカバー曲たち
それぞれの深い解釈はできていないので、どんな踊りかについてだけ少し考えたい
03.ライアーダンサー
ライアーダンサーは、『嘘と踊れ』という曲
ウソとホントについて悩み、デカ感情を持っていた名取が、この曲を歌い上げるのは、心境の変化を感じられて感慨深い
04.私論理
花譜さんの曲のカバー
花譜さんの音楽ライブを一回配信で見たことがあるけど、歌をメインの活動にしているだけあって、ほぼ初見でも圧倒されるパフォーマンスだったことを覚えている
だじゃれが好きなのも面白い
この曲はいい曲だが、私には読み解くのは難しかった
一人でもこの場所で踊るからきてくれる? ということだろうか
05.夜を待つよ
星街すいせいさんの曲のカバー
星街さんの曲を全て聴いているわけではないけど、やはり夜のイメージが強い
私も結構夜行性なのでちょっと共感があったりする
この曲は、時期が悪かったりでうまくいかなくてもとりあえず踊って、最後にはやってやるぜ という気概が感じられる
06.オドループ
いろいろあるけどやっぱとりあえず踊ろう!って感じ
インターネットで有名な曲だけあって、盛り上がりもひとしお
うさちゃんせんせえダンサーズもポーズしててかわいい
余談だが、私の推しバンドの一曲も、踊らにゃ損々という感じの一曲を出していて、そうだよな~という気分をより感じていた
でも実際、そうやって踊るのってなかなかできないんだよね…
07.弱酸性ラジオブレイク
どくラジも新しく挑戦した大事な足跡だ
この曲はステージ演出がとても楽しかった
どくラジは「毒」ラジではないけれど、毒の演出の方が凝ってるし名取も興がノッてるのは明らかだからな…
からの…
08.おしりぷり音頭
そしてラジオに戻って来る
この流れは流石に緩急自在すぎて笑う
エンタメの天才?
誰もが流石におしりぷり音頭は今回はないか~と思っていたところに、最高の形でぶち込んでくる
MCでも「こんなおもろいことできちゃうんですねえ」とか言ってた ホントにな
このあと『ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。』につなぐのもかなり無法だよ
10.アマカミサマ
さなちゃんねるの本質の一側面を表す一曲
この関係性がやっぱり心地良いんだ
ここで歌ってくれてありがとう
12.面影ワープ
無い夏の思い出が蘇るような曲
思い出のある人には懐かしさと切なさがより感じられるんだろうな
名取は新曲の作詞のとき、情景が浮かぶような描写をしたかったと言っていたけど、この曲はそれに通じてるのかなと思った
次のオヒトリサマへのつなぎもかっこよかった
MC
お前が育てたリスナーだぞ
ついていくからまだまだ色んな景色を見せてくれ
でも鼻はほじるな
アンコール
15.さなのおうた。
本当にありがとう
…最後の曲『足跡』が終わったあと、終わっちゃう終わっちゃう!と名残惜しそうにする名取にこちらも感無量
最後に観客がWAVEの一つになる経験、かけがえのないものだ
永遠に続いてほしいこの瞬間、それでも明日に歩き出していかんきゃなんだなあ
その他の雑記
ここからはオタクの自分語りなどの余談
セトリに関するあれこれ
配信でも言ってたことだけれど、今回はテーマ性を感じる選曲が多くて良かった
これまでも名取がイベントでカバーする楽曲は、名取の生き方や考え方、雰囲気にあっているものばかりで、選曲センス良~と思っていたけど、今回はもう一段階深く考えて選ばれているように思う
昼公演は、最初の最初にあの『惑星ループ』で衝撃を与えて、さらに楽しく盛り上がるオリ曲連続でぶち上げて一体感を醸成しておいて、新曲の『ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。』から一気に『オヒトリサマ』、『アンハッピーリフレイン』、『八月、某、月明かり』と、新しく伝えてくれようとしているロックな側面を持つ楽曲を連続で叩きつけてくる
さらにその直後に、同じく新曲で名取作詞の『ソラの果てまで』がきて、ずっと情緒を揺さぶられ続けた時間だった
名取さなの曲は、いつだか本人が言っていたのだったか?「名取さな」だからこそ歌える、キャラソン的な側面が強いものが多かった
それが今回、歌に力を入れて活動していくということで次々と発表された新曲は、確かに名取さなを感じることのできるものに仕上がっているが、それだけでなく、もう少し一般性を持った思いの伝わる楽曲になっていると感じる
昼公演の最後を彩る『パラレルサーチライト』と『いっかい書いてさようなら』は、既存オリ曲の中でも、このようなテーマ性が強く感じられる楽曲であるから、ここに配置されているのだろうと感じた
夜の部は、他の連続公演のことを知らないが、昼の部と続けて見ても全然飽きさせない構成になるよう工夫されていて、最後まで楽しく観ることができた
やはり盛り上げ担当の最初の2曲をぶつけてくるも、順番が逆になってちょっとした意外性を感じる
そこから『踊る』テーマのカバー曲が4連続でくる
昼公演に比べてオリ曲での盛り上げが少ないからか、昼のテーマよりは少し軽いもので構成されているように感じた
それでもこれも今まではあまりなかった内心の吐露であるし、今回伝えたかったテーマの一つなのだろうと思う
また、『私論理』と『夜を待つよ』は、名取も尊敬しているであろう2人のバーチャルシンガーの曲のカバーである
あれだけ歌に自信が無いと言っていた名取があえてこの2人の歌を選曲したのは、これからもっと歌を頑張っていくぞ!という宣誓と気合の現れなのだと思う
そして衝撃の弱酸性おしりブレイク この流れは流石に笑う
そこから少ししっとり路線に戻して、思い出を振り返りつつも希望を持って進めるような〆へとつなぐ
総じて、個々の楽曲が良いだけでなく、感動がより強まる演出・構成になっていたのではないかと思う
私は、エンタメにおいて重要な要素の一つは、期待と裏切り、緊張と緩和のバランスだと考えている
今回のライブは、いつもどおりの、しかもパワーアップしている楽しさと、これまでとは少し違った、想像以上の名取を見せつけてくれる両方が楽しめて、しかもそのバランスがちょうどよかったと感じている
現地に行けなかったことについて
今回、私生活が多忙で休みを一日しか取ることができず、遠方民のため現地に行くことを断念した
その分配信でしっかり楽しんで、最高のイベントを堪能できたと思っているけど、どこか心の中の憂いは捨てきれなかった面もあった
これは、本当は行きたかったけど行けなかったオタクが勝手に引け目を感じているだけで、現地が上、配信が下、などとランク付けをしているわけではない 念の為
あくまでも「自分の中だけ」の感情です 推し方は人それぞれでいい
でもきっと、ここまで頑張ってつくりあげたライブをあの場で感じてくれるのが一番嬉しかったんじゃないかなどと勝手に考えてしまう
金テも欲しかったよね~
そんな中、ライブ中に何度かインターネットの人たちに向けて声をかけてくれたのが、とてもありがたかった
色んな事情でこれなかったかもしれないよね、でもインターネットでもめちゃめちゃに楽しめるし、お前らだからこそできることもあるんだぞ!って言ってくれた
それだけで少し救われてる
特に昼最後のインターネットーーーーーーー!!!の叫びはよかった
そもそも名取自身がバーチャル世界の住民で、普段から自由に動けないからこそ、インターネットでしかつながれない人の気持ちを誰よりもわかっているのだろうと思う
肉人間が外の世界にも出て善く生きることが、最近の名取の願いだと勝手に思っている
でも、ここまで名取を連れてきたのは紛れもなくインターネットだし、これからもインターネットに生きることは変わっていない
だからこそ、ここのインターネットに対する叫びには、本当の感謝の気持ちがこもっていると感じられた
フラスタ
お花です
今回はハナノキ様に制作していただきました
デザインは迷ったけど、新曲の中でイチオシのファンタスティック・エボリューションカラーをベースに、お花部分はシンプルにしながら、パネル部分を少し工夫してみようかなと考えました
素敵なお花を届けていただき、ありがとうございました
これまでは小さめの楽屋花しか送った経験がなく、私生活が多忙だったこともあり、正直今回は贈ろうかどうか迷っていたところがあった
結局、用意を始めるのが遅くなってちょっとバタバタになっちゃったけど、決心して無事に届ける事ができてよかった
楽屋花は、個人的になんとなくアイデアが湧きやすい
ちっちゃいからこそ、それぞれの表現の工夫がしやすいと思っている
↓ばくたん。で贈ったこれまでのお花
私は絵も描けないし、自分のセンスもあんまり信じられていないので、デカフラスタはなんとなくちょっとハードルがあった
でも、最終的にはやっぱり贈って良かったと思えた
MCや配信で名取も言っていた気がするけど、私たちは、基本的にせんせえという総体だ 私もそれでいいと考えている
名取のイベントでは毎回丁寧なフラスタ企画が実施されており、「せんせえ」として、みんなでデッカいお祝いの気持ちを届けさせてくれている
これは本当にありがたい話で、いつも感謝しています
でもそれとは別に今回は、やっぱり確かに「わたしの」想いが届いているという実感が得られて良かった
1stライブは一回しかなかったし
今回は、わたしの物理的な声の波は届けることができなかったから
名取は毎回、イベント振り返り配信で、フラスタ一つ一つに感想を言ってくれる おかげで、確かにこの想いの一端は届いたよ、と思える
その反射にも、ありがとうを
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