川口ハイウェイオアシスに行こう! その1
山形協会長と事務局長の私、あおばは、日本サぱ協会を設立する以前から、東京ハイウエイさんにお世話になっています。
東京ハイウエイさんは、日本最古の建屋を維持する駒門PA(上り線)をはじめ、NEXCO中日本エリアと首都高エリアでいくつかのパーキングエリアを運営しています。
社長さんをはじめ、現場のスタッフさんにいたる迄、実に個性的で人間味あふれる素敵な方々が集まった会社で、その空気感は各パーキングエリアで感じることができます。
「パーキングエリアはビジネスドライバー層がメインで、ビジネスドライバーにかわいがってもらえるような施設を目指しています。食事はご飯とみそ汁のお代わり無料を心がけています。」
と取締役営業部長のKさんは言います。
そんな東京ハイウエイさんが、2022年4月25日に供用開始された川口ハイウェイオアシス(以下HWO)の運営を始めました。それ以前は、川口PAを運営していましたが、今度はビジネスドライバー層に加えて、ファミリー層、年配層、若者層が入り交じり、「とりあえずやってみよう精神」で頑張っているとのことです。
いままでとは売れ筋や需要が異なり、いい意味で予想を上まわり、戸惑っているそうです。
東京ハイウエイさんといえばアメリカンドッ君。これは食べてみると一目瞭然の美味しさですが、その秘密は富士山の伏流水を混ぜて作った粉を、他の揚げ物と混ざらないように専用のフライヤーを用意して揚げています。
大きめのソーセージに、さくっふわっの衣、さらに顔の焼き印が付いたオリジナル商品です。川口HWOでも販売しています。
川口HWOの構想は10年前からあり、紆余曲折を経てオープンしました。東京ハイウエイさんはHWOの運営を夢見て、じっくりと準備を進めていましたが、実は運営を担当することは確実ではなかったのです。
東京ハイウエイさんが川口HWOにかけた想い
川口市の名物、鋳物をモチーフに「和モダン」をテーマとして建屋は黒色を基調にデザイン
美味しい唐揚を提供するために、大分・中津の唐揚の名店「ぶんごや」にスタッフを修行に出す
「冷めてもおいしいおにぎり」を開発。鋳物とアルミで作った特性の羽釜でオリジナルブレンド米、オープンキッチンで熟練したスタッフがおにぎりをつくる
コッペパンにはピーナッツバターの塗りかたに拘りあり
地元の名産、やなか生姜を使ったジンジャーソースのメニューをはじめ、関東圏で店舗展開するイタリアンシェフ監修のパスタや洋食がラインナップに
埼玉名物、肉汁うどんのボリューム(200g,400g,600g)を選択できるようにした
おからドーナツ、豆乳ソフトクリーム、猿田彦珈琲焙煎のコーヒー、カツサンドなどこだわりの商品を用意
月に1回、鋳物の玩具「ベーゴマ」教室を開催
元、川口PAの名物・スタミナもつ焼き丼を継承
スタッフイチオシのおみやげは「牧場のチーズタルト」
その名は「N工房」ロゴデザインも作ってます!
東京ハイウエイ 首都高売店総支配人のNさんは造形にたけた人です。パーキングエリアの店内にあるオブジェやデザインを「N工房」という名称で製作しています。そのプロ級の腕前には、ただただ感心してしまいます。
実は川口HWOのロゴもNさんのデザインです。また、カフェで提供されるカップにデザインされたカタツムリのイラストには、さりげなく首都高の路線図が描き込まれています。是非じっくりとご覧ください。
文責 本部事務局長 あおば