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2023年に聴いた邦楽10曲。

2023年によく聴いていた音楽です。


① ネクタリン / てれび戦士

よく行く焼肉屋の有線でこれがかかって、面白いメロディだなーと思ってShazamしたのだけど情報が出てこず(今ってShazam使う人いるのか…?)。キレイな若者のユニゾンがどことなく、さくら学院を彷彿とさせるので「さ学の自分の知らない曲かな…?」とか思いながら、歌詞の断片を聞き取り検索してもなかなか出てこず。その場でリサーチは一旦諦めて肉に集中したのだけど、数日後にテレビをなんとなくつけている中で現行の「天才てれびくん」のテーマソングだと判明。マカロニえんぴつが作ったというのも驚き。子供番組といえども、侮れなくて素敵。今年の夏に天てれ30周年展へ行ったら、そこでもずっとこの曲が流れていて最高でした。

② Zombie -Japanese ver.- / PURPLE KISS

K-POP事情にはそこまで明るくないけど度肝抜かれた一曲。
何しろ日本人メンバーのユキさん、ラップ上手すぎる。
日本語バージョンの「(サビ前の)あぁびっくりした!」…初めて聞くと、ビックリするのはこっちだわ!と言いたくなる程の共感性羞恥。
オリジナルの韓国語バージョンの方が、言葉の乗せ方がトラックに合っていて好きです。

③ 花 / 藤井風

一生懸命見ていたドラマ、「いちばんすきな花」。最終回のエンディング、あの家のセットで藤井風がグランドピアノで弾き語りをしているバックで4人が日常を過ごしている構造が演劇的で非常に良かったです。

④ 強風オールバック(feat.歌愛ユキ) / ゆこぴ

⑤ 日常 / Official髭男dism

news zeroを筆頭に最近は当たり前のようにニュース番組のエンディングで、今日一日のニュースや各地の映像を流しながら曲がかかっているけど。ニュース番組のエンディング曲は「考えさせられそうな歌詞で、考えさせてくれなくて、でもちょっと考えさせてくれて」ぐらいがちょうどいいと思っていて、このヒゲダンの「日常」はその針の穴のようなジャンルの頂点であり、正解だと思っていて。日常を良きものとも悪きものともせず、翌日からも【不細工な心ひとつ日常を今日も生きる】…最高だと思う。

⑥ nestling / KIRINJI

キリンジの曲は無条件に全部好きなのだけど、「Steppin’ Out」は高樹さんをしっかり堪能することができて…バンド編成期を終えた現在のキリンジは個人的には全体的にアーリーキリンジみを感じました。
キリンジの曲って、仕事中のBGMにもできるし、エモい夜に響くように楽曲と対峙する瞬間もあるのでオロナインだなと思う。

⑦ UNI / 脇田もなり

最高。アルバム待ってました。昔よりも声に丸みを感じるというか、気持ちよく歌っているなーという印象。
Especia解散からもう6年経ったのかよ…。

⑧ OMG / NewJeans

これがまた全く同じ曲でも、直立不動のR&Bシンガーがいて、バックダンサーを従えている…みたいな感じだったら全く評価が違うんだろなーと思う。健康そうな若者たち(しかも全員顔が良い)が集団で歌って踊るというところに意味があるんだろうと思う。僕がアイドルグループが好きな理由はここにあります。それを再確認したNewJeans。

⑨ 求めよ…運命の旅人算 / BEYOOOOONDS

BEYOOOOONDSの曲は「これは彼女たちにしか歌えないだろ…」というのをまざまざと見せつけられて、「わかったか?!」って胸ぐら掴まれるぐらい…そうとしか思えないのが良いです。間奏でシンセがギュインギュイン効いたブギーファンクになるのも◎。

⑩ こっから / SixTONES

SMAPが本当に顕著だったけど…逆境をちゃんと悔しさをもって歌えるジャニーズ楽曲は良い。本当に良い。
間奏のサックスのフレーズを聞くにThe Jimmy Castor Bunch「It's Just Begun」が元ネタなのはわかるんだけど(タイトルも『ここから』…って同義だし)、これにマイクリレー載せるって…ほぼライムスター「B-BOYイズム」じゃん!的なアツさもあったり。
「だが情熱はある」も素敵なドラマだったなー。
ジャニーズ…もうジャニーズとは言わないか。


来年も良い楽曲と巡り合えますように!!

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