身体と心を整え、スキマ時間で起業!ピラティスインストラクター 林えみさんの挑戦
今回は、自宅でピラティスインストラクターとして起業し、3人の子どもを育てながら心身を整えて活躍している林えみさんにお話を伺いました。
笑顔が印象的な林さんは、出産を機に一度仕事を辞めて子育てに専念していましたが、もともと好きだった「身体を動かすこと」を生かしたいと考えていました。
また、周囲の友人が体調のことで悩む姿を見て、「何か役立てることはないか」と模索している中、ピラティスと出会いました。
自身の体調も改善されていったことが、ピラティスインストラクターになる決意を後押ししたそうです。
はじめは、友人や知人を対象にボランティアで教室を開いていました。
今では本格的なレッスンを開始して2年がたち、多くの生徒さんに愛される存在となっています。
インタビュー中も、林さんの柔らかく親しみやすい雰囲気が、生徒たちに支持される理由を強く感じさせてくれました。
そんな彼女が、子育てをしながらどのようにピラティスインストラクターへの挑戦を続けてきたのか。その秘訣を深掘りしていきます。
子育てしながらの起業は「スキマ時間」がカギ
ーー 起業を決意した理由は何だったのでしょうか?
地域の中小企業向けの起業相談に行ったことです。プロのアドバイザーの方から「子育てしながらでも起業は可能」と言っていただいたことで自信がつきました。
はじめて行ったときは、すごく緊張しましたが事前に事業計画書やメモを準備して何度も相談に行くことで、次第に「できる!」と思えるようになったんです。
ーー 起業するために大切にしてきたことは?
「スキマ時間」をうまく使うことを心がけています。義両親との同居で台所を使える時間が限られていたため、その時間に合わせて他の家事も効率よくこなす工夫をしていました。
家事や育児に時間をかけすぎず、効率的に済ませるように努めた結果、「スキマ時間」が増え、仕事にも時間を割けるようになったのです。
さらに、睡眠・食事・運動の3つを崩さないことも大切です。
私もピラティスを続けたことで体幹が強くなり、家事をサッとこなせるようになりました。
そのおかげで、さらに「スキマ時間」が生まれました。
そして、自分の人間性を高めることも重要です。インプットのために自己投資を惜しまず、知識を得るためにセミナーに参加したり、人脈を広げたりしてきました。
人間性とは、単にスキルを高めるだけではなく、他者とのコミュニケーションを大切にし意識することです。
人間性が高まることで、自然と顧客や仲間が集まり、起業後のビジネスも円滑に進んでいくのです。
今後のビジョンと起業を目指す人へのメッセージ
ーー 今後のビジョンは?
はじめは成人を対象にレッスンしていましたが、ママさん達から「子どもも見てほしい」と依頼され、キッズピラティスも始めました。
今後は、子どもから大人まで幅広く対応し、心と身体のつながりや生活習慣の大切さも伝えていきたいです。
ーー これから起業を目指す人にメッセージをお願いします。
「やってみたい」と思うことは、まず行動してみることが大切です。失敗を恐れず、少しずつでも自分のペースで進めば、必ず道は開けると思います。
そして、仕事には人間性が欠かせません。コミュニケーション力や誠実さを大事にしながら、自分の目標に向かって前進していってください。
スキマ時間を有効活用し、豊かな未来を切り開く
林さんの話から、心身の健康を整えることが起業において大切な土台であることがわかります。
睡眠・食事・運動を大切にしながら、「スキマ時間」を有効に使い、少しずつ目標に向かって前進することで、起業のステップをしっかりと踏み出すことができるでしょう。
また、ビジネススキルだけでなく、人間性を高めることも成功のカギです。
自分の時間を大切にし、日々の小さな積み重ねを大切にして、あなたもすてきな未来を手に入れましょう。
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