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【論文から学ぶ】 ストレスの原因と対処方法

昨日いつも通りの休日を過ごしていたのですが、何となく頭にモヤモヤ感があったので、「うーん、何かストレスを感じているのかな....」という思いにいたり、

自分が何に対してストレスを感じているか。どう対処すれば良いか知りたい衝動から、いくつか論文を漁ってみました。


そもそも”ストレス”とは何か

学術界におけるストレスの定義

『心理的ストレス反応尺度の開発』という論文では、このように述べられています。

ストレッサー:個人が経験している刺激で, その個入がネガティブであると評価したもの
ストレス反応:ストレッサーによって個人に生じた心身のネガティブな反応
ス トレス:個人が経験している個々のストレス反応の総体としての状態

ストレス反応のモデルにはいくつもの種類がありますが、主には”ストレスの原因(=ストレッサー) -> 個人ごとの受け止め方 -> 身体や心に現れる”という流れで顕在化してくるそう。


また、強いストレス環境下において不調を感じるのは当然で、医学的にも関連性があることが証明されているようでした。

ス トレッサは即座に中枢系に働きかけるので,ストレスを受けたときの生体内の変化が自律神経系,内分泌系,免疫系,運動系,情動・記憶系などのあらゆる器官や生体機能に直接的あるいは間接的に影響を及ぼす。
とくに大脳皮質から視床下部にある自律神経中枢が刺激され,発汗,分泌液亢進,血圧変動,心拍変動などの影響があらわれたり,下垂体を通して種々のホルモン分泌を促すことになる。


ストレスの原因となること

多くの論文では、『職場』に言及するものが多く、職場以外では『育児』が上がっていました。

見ず知らずの人と、自分が作り上げた場所ではない環境で働く行為という意味で、職場が言及されるのは当然と思いつつ、それにしても多いなぁという印象でした。

”自分が知らない方と、多くの時間を使って、何かに打ち込む”ことが仕事ならば、楽しくあるべきだと常々思うので、ゼロにはできなくても、どうにかしたいですね。


また、”仕事の強度が高いけども、裁量が少なく、緩衝材になってくれる上司・同僚がいない場合”が、ストレスを最大化させるとのこと。これも想像に難くないです。

ストレスへの対処方法

『疲労とストレス』という論文では、このように前置きを述べた上で

相変わらず一元化した生活様式,多様性のない価値観や思考と行動,そして個人の尊厳や人間性をないがしろにする効率重視の社会,等々ストレッサを醸成する不自然な環境は多く,これに対応していくにはどうすればよいか,いつも思い悩む問題である。

教授、良いこと言う。

常に普段の生活を客観的に見つめ,考え過ぎや働き過ぎ,あるいは飲み過ぎなど 生活に偏りをもたせず心豊かに生きること ,偏りを見つけたらすぐに改善すること,
会社や組織に身を捧げ過ぎず,寄り掛かり過ぎず,家族との交流を深め,趣味を持ち,地域活動にも参加するなど、価値観を多様にして自分の人生を支える“杖”を沢山持つことが重要である。

また、アメリカでは下記のような定義だそうです。

アメリカは戦争がある国なので、軍の人が信じられないほどのストレスを感じる機会が多いことから、心理的な研究が発達しているんじゃないかなと予想しています。

いつかもう少し深く調べてみたい。


立ち返ると

何となくモヤモヤしたことがきっかけで、何がストレスの原因か。またその対処方法はないのかなぁ...という思いから調べてみました。

すると、思った以上に、多くの人が当てはまるであろう、むしろ自分よりもずっと強いストレスに晒されているであろう、ことがわかりました。

また、自分としては、多くの”杖”はあると思っていたのですが、その”杖”に頼ることに対して、少し消極的だったと思いました。
(友人に相談に相談するにしても、迷惑かけないかな....という思いが出てしまいますよね、、)

こうあれたら楽しいだろうな、という思い以上に、
趣味に没頭しながら、素直に言葉に出せる関係を築いていくことが大切ですね。

また気になったことが出てきたら調べてみたいと思います。

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