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N会をTwitterでさかのぼる(2017年まで)

※この記事は、以前運用していたブログの記事(2020年3月)の転載となります。

何度か書いておりますが、私が主宰するマンドリン団体「N会」を本格的に立ち上げてから何年か経ちました。

(ちなみに、昨年年行った演奏会の動画も宣伝がてら貼っておきます)

勢いだけの指揮をしているのが私です。
とても楽しくやらせていただきました。


それはともかく。
自分が立ち上げたことをきっかけに、多くの人と出会い、様々な思い出ができました。
団体内で出会ってちょめちょめな方々もおり、会長冥利につきます。

今は真面目な活動はお休み中ですが、その間に、これまでのことを、Twitterの投稿履歴で遡りながらまとめておきたいと思います。
(またいつか、同じように振り返る際の備忘録となればと)


初回演奏会(2015年)までのあれこれ

N会を立ち上げたきっかけ

記録として遡ると、このツイートがどうやら一番始めのようです。


記憶から遠くなっていますが、当時大学3年生だった私は、関マン月例会などでこのようなことをのたまっていた気がします。
その時の賛同者が、上記ツイートの5,6人だったと思います。

本来、マンドリンクラブに所属する大学生の多くが、

  • 楽器や指揮がうまくなりたい

  • 丸本氏の曲がやりたい

  • この曲のソロを弾きたい

  • 同期や先輩後輩と仲良くやりたい

といったことを考え、目標にし、日々練習を行うと思います。
私も当初はそう思っておりましたが、マンドリンクラブで私がやりたいことを消化するには、4年間では短いということに勘付いたのが、上記ツイートをした時期です。

3年生当時に考えていたことを思い出すと、

  • 1,2年生のときに満足にできなかった曲をやりたい

  • その他にも、多分あと1年ちょいでやりたい曲はやりきれない

  • 司会進行は全部自分でやりたい

  • スーツで演奏会とか堅苦しいわ、Tシャツでやりたい

  • 入場はドラパート前列から、横の人と目を合わせて同時に座る、とかいちいちめんどくさいし、適当でよくね?

  • 何か、こう、はっちゃけたことをやりたい

などと思っておりました。
どれも、大学マンドリンクラブの定期演奏会という枠組みや文化の中では、難しいものばかりでした。
(と言いつつ、4年時の定演で司会は自分でやった)

卒業生が有志で行う、いわゆる卒演という選択肢も用意されておりましたが、それだけでは飽き足らなくなる気がしてました。
そこで、上記ツイートを発信したわけです。

1回きりの演奏会に向けて

先日の演奏会に乗ったメンバーのうち、
初回の演奏会にも参加したメンバーは、実は7,8人くらいでした。
メンバーが増えましたが、元々1回きりのつもりだったということもあり、その分入れ替わっている感じです。

そんなわけで、活動初期の頃の様子を少し書きます。

練習の様子

なかなか人が集まりませんでした。
多く集まる日で7,8人、少ないと3,4人で合奏することもあったと思います。出席予定人数が少なくて、練習中止にすることも多かったです。

いろいろ原因はありますが、そもそもの母数が少なかった(20人ちょい)というところが大きかったと思います。

流行っていたこと

練習後に、めっちゃ人狼して遊んでました。
というか、人狼するために練習来てる感もありました。
本番前日にも人狼していたようです。

運営面

運営面は、パンフレットやTシャツデザイン(by knkn)以外は、全て私が行いました。
各種連絡、進行表の作成、パンフ作成、Tシャツの発注、パンフの発注、ホール打ち合わせ(with K上先生)などなど、演奏会の開催に向けて必要なタスクを、非常になんとなくこなしました。

演奏会本番

前年9月に運良く予約できたこちらのホールで、初回演奏会となる「第N会定期演奏会」を開催しました。
ステージには26人、客席は80人、それにスタッフが数名という、ホールの規模に反してかなりこじんまりとした人数での演奏会となりました。

その時の演奏会動画はすべてYoutubeにアップしております。

こじんまりとはしておりましたが、当初私のやりたかったことをたくさん取り入れ、概ねやりたいことはやれました。

とりわけ、「学生のうちに有志で集まって新しい団体作って演奏会してやったぜ」という達成感が強かった気がします。

見返すと、なんか若い気がします。

前座演奏で顧問と弾けた

顧問といっても、他大学のお世話になっている先輩です。
半分冗談で、N会の顧問という立場になってもらいました。

武藤理恵さんのモリー先生の休暇や、堀先生のFest Walzer、加賀城さんの南風あたりを、顧問のギターとデュオで弾いたと思います(曖昧)

演奏の様子はないのですが、比較的真面目に演奏し、楽しかったのを覚えています。動画とかって残ってないのかなぁ…

ココロオドル

これはおまけですが、初回演奏会経験者は履修済みなので、書いておきます。

本番の数日前に、このまとめを見た話をしたんだったと思います。
当時、ポピュラー曲とかJPOPとかなんにも履修してこなかった私が、本番打ち上げでココロオドルを歌わされる流れになりました。

本番当日の電車の中でも、これめっちゃ聞いて、練習しました。

実際にカラオケオール打ち上げで、何回も歌わされました。
酒もたらふく飲み、心身ともに限界を迎えていた朝4時の私に、
「ココロオドル入れておきました」とマイクを差し出したYKちゃんの笑顔を、忘れることはないでしょう。楽しかったなぁ。

歌うときのポイントは、恥ずかしがらずに全力で歌うこと。特に、だみ声の人(名前知らない)のパートは、もっと全力で寄せることです。
これでめっちゃ盛り上がります。

1回きりじゃなかったの?

上記ツイートにも書いたように、
「たった一度だけの、俺のやりたい曲だけをやる演奏会をやろう」と、当初は考えておりました。
そのときのパンフレットにも、
「次回演奏会は未定、会長が定年を迎える20XX年に開催予定」
などと書いた記憶があります。

初回の演奏会が終わったあと、ある程度やりたいことをやったし、ある程度満足できたと思いますが、せっかくメンバーが集ってるし、なんとなく皆エネルギーが余っている気がしました。

数ヶ月してから、N会のメンバーで飲む機会があり、その辺で、もう一度演奏会やろうぜ、という機運が高まった気がします。
やるやる言ってやらないより、やっちゃう方が良いか、という安易な気持ちもありました。

そんなわけで、1回きりだった演奏会後も、長々と活動を続けております。

ちなみに、N会でよく行く「さくら水産」は、すでに多用してました

第N+1回定期演奏会(2017年)までのあれこれ

1年間をあけた理由

もう一度演奏会をやろうと思ったのが2015年の春です。
ちょうど、我々の代が社会人になるタイミングです。
ようは、我々の代の多くが、卒業して、楽器を学校に返して、多くの人が楽器を持っていないだろう、社会人になって少しお金を貯めて楽器買って、N会に入ってもらおう、
そのために少し間をあけよう、となりました。

それと、普通の定期演奏会でできないような、難しい選曲であっと言わせたい、という思いがありました。
ただ、その実力があるわけではないので、演奏会に向けての練習期間としてたっぷり2年を見込みました。

プレリュード2を弾く会

もう一度演奏会をやろうと思った時に、私の中で、「1部1曲目は、吉水先生のプレリュード2がやりたい」ということを決めました。これはあまり相談もせずに決めたと思います。

そこで、

  • 演奏会に向けての再出発

  • N会の練習見学

  • 新規メンバー募集

  • 久しぶりに合奏したい

  • その他諸々

を目的とした、「プレリュード2を弾く会」、略してプ2会を主催しました。

N会以外にも、多くの参加者に集まっていただきました。
(当時、吉水先生にはなんの許可も取りませんでしたが、あとから人づてに聞いた話、企画自体を存じてた上に、興味を持っていただいていたとのことで、ありがたい限りです)

実際に最後に通したときの様子です。
当日午後だけという限られた時間の中で、なんとか通せました。

プ2会を通しての新規メンバーはあまり増えませんでしたが、活動実績を残せたことで、次の演奏会に向けて弾みをつけることができました。

第N+1回定演に向けて

練習の様子

メンバーも徐々に増えてきたということもあり、初回のときのような、悲惨な合奏練習は少なくなりました。

と書きたいところですが。
実際にはなかなか人数が集まらず、O橋くんと2人で練習したこともあります。

ただ、演奏会本番が近づくにつれ、練習参加人数も増えたので、まあそういうことなんだなと思いました。

お花見をした

N会として、初めてのイベントで、花見をしました。
東京大学駒場キャンパスの隣りにある、駒場公園です。

こじんまりとしていますが、人も多くなく、桜は近くて綺麗で、非常にいいところでした。

人数が増えた

演奏会が数カ月後と見えてきたくらいから、新規メンバーが増え始めました。
メンバーがメンバーを呼び、という好循環が生まれ、演奏会直前はかなり活気に溢れていたように思います。

集中練習の導入

合宿などをする余裕はなかったため、数ヶ月おきに、土日連続で練習日とする、集中練習日を設けました。
すごい出席率が良かったわけではありませんが、練習にメリハリが出た気がします。

運営面

相変わらずデザイン以外のことはほとんど自身でやってました。
特にパンフレット編集には時間をかけました。

文集風のパンフレットにする構想は随分と前からありましたが、このタイミングでようやく実現できました。

演奏会本番

本番1年前のホール抽選で、70団体中1番を引き当て、見事に獲得したこちらホールで、演奏会をしました。

選曲がアグレッシブ過ぎて、かなり苦戦(ギリギリ敗戦?)しましたが、初回演奏会に比べ、かなり手応えのある演奏会となりました。

ロビー演奏ができた

ロビーやホワイエで演奏するのが、ひとつの憧れでしたが、素敵なホールだったので、こんな感じのことをしました。

ミスも多かったですが、楽しく弾きました。

M.Mochio先生の新作初演

N会に所属のメンバーに、マンドリンオーケストラ曲を作ってもらいました。
いわゆる新作初演というやつです。

彼は元々作曲なんかしていなかったのですが、選曲会で悪ふざけで「M.Mochio 新作初演」と書いたら、票が集まって作ることになったという、頭の悪い時期がありました。

こんな曲です。ふわふわした、可愛らしい曲です。
今度、細かくこの曲について書きます。

その他の演奏会の様子

例によって、曲はすべてYoutubeにアップしてあります。

この頃から、アンコールに関する所業はひどくなった感はあります。

毎年演奏会をやる流れに

演奏会を行うホール抽選は、だいたい開催日の1年前に行います。
第N+1回定演が終わる前には、また来年やってもいいかな、という気分になっていました。
相応に手応えを掴み、メンバーのエネルギーも感じていたからです。

このときは、今後しばらくは、毎年演奏会をやってもいいような気がしていました。

第n+2回定期演奏会(2018年)までのあれこれ

第n+3回定期演奏会(2019年)までのあれこれ

後編を書きました。お時間あれば読んでみてください。
※そのうちnoteに移植しますが、先に読みたい方は↓を御覧ください。

一旦ここまでのまとめ

今日書いた部分については、ここ数年参加したメンバーも知らないことが多いと思います。
こんな感じの流れでしたよ、ということを、なんとなく知ってもらえると嬉しいです。



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