木の心を聞いてみたい
とても大きくて目を引く木がある
大きくて印象的な木を見るたびに、その木に想いを馳せてしまう
そこまで大きくなるまでにどれだけの月日が経っているのだろう
いったい何年そこに立ち続けているのだろう
そこに佇む木は
雨の日も風の日も雪の日も
ただそこに立ち続けて
色々な人々を見て
人々が織りなす物語を見守って
色々な時代を見てきて
その時代の物語を知っている
戦争を見てきた木もあるだろう
そんな木の前に立つと
とても感慨深い思いになる
そこに佇む木は、私たちに
「よく頑張ってるね」と言ってくれるだろうか
「素敵な時代になったね」と言ってくれるのだろうか
木から感じるのは
優しいおじいちゃんのような
あたたかくて
包み込んでくれるような
大きなやさしさを感じる
「いつもありがとう」という思いが溢れる
木は私たちに何を思うのか
木の心を聞いてみたい