リサイクルショップ ワットマン川崎梶ヶ谷店の無料貸し出しトラックを利用したら53万9000円の損害請求を受けました
まず今回の事故は私の不注意部分があったのは認めます。ただ少しでも同じような経験をする方が減るよう、特に普段車を運転せず任意保険にも加入されていない方にむけて、恥を忍んで、シェアしております。
無料軽トラ貸出は規制が必要な状況だと思います。具体的には以下になります。
国土交通省自動車局長からレンタカー事業者に通達されているような (自旅第138号)軽トラ貸出者への任意保険の加入義務
ホームセンター・リサイクルショップには、島忠のように任意保険加入者にしか貸さないなどのオペレーション
ことの発端は、去年の9月。テレビ(BRAVIA KJ-55A8H)が必要なくなったので、ワットマンHP上に案内されていた「無料出張買取」説明にしたがい、川崎梶ヶ谷店に電話、取りに来てくださいとお願いしました。
すると、「出張買取だと時間がかかるので、軽トラを貸すので持ち込んでください。その方が高く買い取れます。」と言われました。「いくらくらいになるのですか?」と聞いても、実際のものをみないとわかりませんの一点張り。どうもお店のオペレーションが忙しいような感じがし、かつ、高いのであればという言葉につられ、お店に行くことにしました。
9月18日、そのリユース事業者まで行き、カウンターで免許証を渡し、かつ、車両貸出証書を記入しました。その際、私の保険加入有無の確認はなかったです。その後、鍵を渡され、軽トラックの場所まで案内されただけで、高さ制限、駐車してはいけない場所、及び、商品搬入路は説明されませんでした。
当日の天候は雨であり、買取希望商品であったテレビが重く、かつ、濡らしたくなかったので、商品搬入路である店舗入口付近の駐車スペースに駐車しようと考えました。
そしたら、「がしゃん」と音が。やってしまった。帆が天井にあたってしまったのです。
現場の状況は以下。たしかに高さ制限2.2mと書かれているのですが、そもそも軽トラの高さが2.2m以上であるというのがまったくわかりませんでした。
また車内のカーナビは後ろの下だけを表示しています。後ろの高さは全く目視できない状況でした。
そこから警察を呼び、事故証明に記入。この日はこれでいったんお開き。
そしてその後12月24日、忘れもしません、突然先方の弁護士事務所から請求が来る。その額、53万9千円。
取り急ぎ私の弁護士さんに相談しました。ただ自損事故の場合、原則論としては、運転手に10割の責任があるとされることが一般的なんだそうです。
一方で、今回は物損でよかったですが、例えば人身傷害の場合、人生が終わるリスクがこのサービスは潜んでいると思いました。
都市部のように、私のように車を所有しておらず、保険未加入のカーシェアドライバーも多いと思っております。取り急ぎ注意喚起致します。
進捗については当noteで随時報告したいと思います。
追記: 免許を所有している以上、私の運転責任が重いというのはおっしゃる通りです。上記表現で不快に思った方、申し訳ございませんでした。記事内容を一部変更しております。(2023/2/7 10:29)
追記2: 1日保険に入るべきだったのでは?という声が多いですが、こちらのブログによるとトラック貸出サービスに、1日保険に対応していないようです。ご注意ください。 (2023/2/7 10:29)
追記3:「希望する法規制の具体的な中身は何?」と聞かれたので、追記しました。無料貸し出しトラックは無規制になっていると思うのですが、そもそも監督官庁はどこになるか、お分かりになる方いらしたら教えてください。レンタカーは私のようなおっちょこちょいや、来日される外国人も想定し、任意保険加入を義務付けております。(2023/2/8 09:42)
追記4: テレビ(BRAVIA KJ-55A8H)の買取価格は、3万5千円と相場と比較しても相当安めでした。
参考記事:ホームセンターの無料貸し出しトラックは保険なし? 使用中に事故が起きたらどうなるのか