「若者のすべて-YOUNG,ALIVE,IN LOVE MUSIC- #05」は都会のオアシスだった
日比谷野外音楽堂で行われた「若者のすべて-YOUNG,ALIVE,IN LOVE MUSIC- #05」。2021年コロナ禍にも関わらず始まったこのイベント。今回5回目を迎えた。
前日の東京は激しい雷雨に見舞われたが、この日は快晴。7月初旬にも関わらず38度予想という日。
残念ながら既に別件のライブがあり(開始時間が同じ・・・)途中参戦となってしまった。本当に申し訳ない!
武道館から九段下までダッシュ、そして電車移動しまた日比谷駅からダッシュ!お陰で17時半前には到着。
後半戦は楽しむことができた。見れなかった人たち、どこかでリベンジします!
This is LAST
この日がライブ3日目というThis is LAST。
前日はなんと横浜アリーナのフェスに出演。
「千葉県柏市から来ましたThis is LASTです」
なんかシンプルに素朴な感じがいい。
そんな雰囲気が一転するかのような力強いドラムが一気にロック感を高めてくれるギターとサポートメンバーとしてのベース。なのにキャッチーな歌詞。
「人に感謝を伝えられるバンドでいたいです」この年代できちんと言葉に出すことは恥ずかしいと躊躇しがちだろうけれど、しっかりと伝えてくれた。
「ここに呼んでくれたジュンさんありがとうございます」
そして、「オムライス食べたい」を会場と一緒にコールする。
緩急あるライブパフォーマンス。
今のバンドマンたちは短いキャリアにも関わらず、私が知っている頃よりも数段レベルアップしている。
ロッキン蘇我での再会を楽しみにしています!
シャイトープ
チェックの時から圧倒的な音圧。細かい調整をしていたシャイトープ。
もう蝉が鳴いていますねなんてちょっと余裕のある言葉を出せる彼ら。
This is LASTの「オムライス食べたい」を受けて「curry & rice」を歌うところがこういうフェスでのいいところ。
そして何より、10日後7月17日にメジャーデビューをすることになったと発表。タイトルは「ヒカリアウ」。色々と迷いがある時に誰かの心に寄り添えたらとの楽曲。
メジャーという大きなステージに行くということは自分たちにとって目標であっただろうけれど、これから未知の世界にいくプレッシャーは大きいだろう。
真っ直ぐに音楽に向かっていく姿が素敵だった。
サイン会、ロッキン蘇我での再会を楽しみにしています!
サイン会行きます!
the shoes gone
この日のヘッドライナー。
トリを務めることはあまりないのでと少し恥ずかしそうにしているシズゴ。
やはり彼らも「このステージに連れて来てくれたジュンさんありがとうございました」と。どれだけジュンさんはアーティストに愛されている人なのだろう?
すでにこの日は5組のアーティストが出演しているがそのアーティストたちの締めを務めるだけあってしっかり自分たちのものにできているって印象。
あなたが頑張っているから僕らはアーティストとして名前でバンドマンとして立てています、一緒に戦おうからの「エイド」。
夕暮れの空に延びやかに響き渡る声。
どれだけ距離が遠くても誰よりも近いバンドでいたい。その心を忘れることなく大きく羽ばたいてほしい。
トリに相応しい流れのあるMCと楽曲。キャッチーな歌詞。
聞いてくれた誰かが明確になって、ライブでもどこでも全員を肯定できる曲を歌って終わりにしますからの「ラベンダー」。
ロッキン蘇我で会いましょう!
客出しはフジパブリックの「若者のすべて」なんて切ない曲なのだろう。
先日残念ながら、2025年2月で活動休止を発表された。
会場を去る人たちが「ずるい」「エモいよ」「最後まですごい」と口にするこの曲。本当に今日の日をありがとう。
昨年のロッキンでの光景が目に浮かんだ。
名残惜しそうにあちらこちらでグッツを手にして写真を撮っている人たちの幸せそうな顔。
このライブに行けて本当によかった。
途中参戦になってしまったことを悔やんでいる。
4組目のアーティストから行けたらラッキーと思って会場へ走り込み、日傘をさしておしゃべりしながら歩いていた二人組にちょっとぶつかりそうになったら「焦らなくても大丈夫ですよ」なんて声をかけてもらったり、夕暮れ時になり自撮りが難しそうな子たちに「写真撮りましょうか?」と声をかけとってあげたら満面の笑顔で「ありがとうございます!いい思い出になりました」なんて言ってもらったり。
ここは本当にいい気のめぐる都会のオアシスだった。大きなフェスでありがちな興味ない人は知りませんということなく楽しんでいる姿を見て、音楽が好きな人が集まっているところっていいなと感じられた時間にも感謝。
今回のライブ、タイトルは聞いたことがあったけれど、行ったことがまだなかった。出演するアーティスの楽曲も聞いたことがなく、ライブも今回が初見。
ご縁を頂けたことに感謝。
ギリギリまでタイムテーブルが発表されていなかったこともあるが全てのアーティストの楽曲を日々聴いてきた。
このイベントのお誘いがなければ出会わなかった彼ら。何よりもこのご縁から私の中で封印していたある音楽の扉を再び開けることになるとは思わなかった。忘れていたような無くしたものを見つけることができたことに感謝。
3組しか見ることができなかったけれど、前半3組も必ずどこかのライブで見たいと思いました。
来月のロッキン蘇我で再会できるアーティストたち楽しみにしています。
そして、アーティストたちが感謝していたジュンさんこと三浦ジュンさん本当にありがとうございました。
この場に集った全ての人に感謝。ありがとうございました。
次回はこの野音の改修工事が始まるのでどこか別の場所になってしまうかもしれないけれどまた会える日を楽しみにしています!