【模型ツール】バキュームフォーマー

バキュームフォーマーという道具を紹介します。
塩ビ板を熱し、型に吸い付けることで、塩ビ板を型の形に変形させることができます。
本来は歯科技工士の方がマウスピースを作ったりするためのもののようですが、そのへんはよくわかりません。
カーモデラーは窓ガラスを作るのに使用します。

こちらが本体です。
かなり重量があり、じゃまくさいですね🥺

塩ビ板を用意します。
100均で売っているハードタイプのカードケースが塩ビ板なので、こちらを切り分けて利用します。

型を準備します。
これが一番大変なのですが、この形のまま塩ビ板が形作られるので重要です。
表面はコンパウンド等を使用し、つるつるに仕上げておきます。

塩ビ板と型をバキュームフォーマーにセットし、heatボタンを押下します。
すると天板温まり、塩ビ板か柔らかくなります。
たわんできたら整形ボタンを押し、レバーを下げて塩ビ板を下から吸います。

バキュームしたものを取り出しました。
これを切り出していきます。

基準となる辺をあわせ、そこから少しずつ削っていき形をあわせます。
小さくしすぎるとやり直しになるので、慎重な作業が必要となります。

最終的にはこんな感じになります。
古いキットは、窓のパーツが黄ばんでいたりしますし、削りすぎたりすることもあるので、バキュームフォーマーがあると安心です。