CIID Winter School Tokyo ServiceDesign Day3

こんばんは。今日もお疲れ様です。株式会社リブセンスのデザイナーゆいです。CIID Winter school のServiceDesignコースを会社のご支援で参加しています(リブセンスありがとう！)ということで3日目のレポート兼日記です。
今日は午後からLT会だったので短め。

３日目 - Synthesis / Brainstorm / Lightning talks

今日は今まで発散した内容をまとめぎゅっと収束し付箋からインサイト(洞察)を得る作業の続きから入りました。

インサイト - Insight

昨日の掘り下げの続きです。昨日の日記はこちら

インサイトの完成させ方
- 良いと思ったアイディアは付箋に書いておく
- 講師の方でも何日もかけて作る
- 必ず一枚にまとめ、文として完成させる
- 最も気になるポイントを表している

良いインサイトとは
- ソリューションに向けて深堀りできるもの
- インタビューした情報に基づいたもの
- 説明の余地がない
- 「なぜなら」が入ること！

感想
なぜならを入れる→原因と結果を書かないといけないことと日本語から英語に翻訳してもらう、両方ともひたすら難しかったです。

作文作業では文章がまとまらず、チームの方にかなり助けていただきました。その時の助け方は「これ良いね！すごいわかる！これは結果はこうかな？」とまず褒めてくださり、そのあと足りない部分を補う提案をくださり、自分で理解しながら作業に入れました。このFBの仕方も勉強になります。なるほど。
インサイト作業中、本当にいっぱいいっぱいになってしまい途中書くことをチームのお姉さんに頼んでしまったときも快く書き起こしてくださったりしました。しかもその文章がまた素晴らしく、見た瞬間「これだ！」となりました。チームの方みんなすごい。

その後講師のお二人に見てもらうために書き出したインサイトを英語する必要がありました。作業を翻訳ボランティアのお姉さんに手伝っていただきましたが、英語は日本語とくらべ主語と時制がはっきりしているため、かなり具体的にヒアリングしていただきました。「なるほど、ここを曖昧にしていたんだな」と更に考えが進みました。当然ですが学ぶべきことが多く改めて尊敬しました。

類型 タイポロジー Typology

ここまで作業を行っているなかで「私達はどんな人」を想像しているんだっけ？をエクササイズ・ワークとして行いました。

Typologyとは
- 机上の空論にしないために振る舞いに着目する
- 同じ人物でも行動・モチベーションによって振る舞いが異なる
- メインのユーザー像から作成
- バイアスがかからないようにリサーチしてから設定すること
- 振る舞いによってタッチポイントが異なってくる
- 無限にできるけど大体4つぐらいにまとめる。
- 振る舞いごとにジャーニーマップで整理

↑「ペルソナはゴミだと思っているよ！」と突然の過激発言に驚きました。

具体例では、モールに買い物に来ていた人でした。

具体例
タイポロジー①今日買う：何でもいいから電池を買いに来た人
タイポロジー②商品調査：使いやすいマウスを買いに来た人
タイポロジー③ざっと見て回る：とにかくブラブラしに来た人
タイポロジー④金額調査：お値段を調査しに来た人

あまり観察をせずにタイポロジーを設定してしまうと、バイアスがかかってしまうため必ずリサーチ後に作ります。具体例では時間の使い方で分けているように感じましたが、時間はあくまでポイントの一つです。どのタッチポイントを使いそうか、は行動とモチベーションにひも付きます。

▼実際に書いてみたものはこちら▼

書いてみたところ「何をベースの情報としてかけばいいんだ？」と苦しみました。チームの方の作業を共有してもらったところ、「食事」や「お出かけ」のように特定のシーンで区切って書いている方がいました。その方がより鮮明に書くことができるので良い方法ですね。素晴らしいです。
本当は他の方のタイポロジーも載せたいところですが、チキって許可取れず。イラストもかわいく内容も素晴らしかったのでみなさんTwitterかnoteにあげてください🙏

私達のチームは今回の問題に対して適切なタイポロジーを設定しようとしていたのですが「みんな正解だよ！エクササイズだから楽しんで！」のようなことを言われてホッとして終わりました。

ということで三日目終了〜〜！
LTの内容をまとめると明日の体力なくなるのでツイッターを貼ります

#ciid Lightning talk
今が集中力のピークかも
異文化や旅への新しい出会いとその観点の話が多かったような pic.twitter.com/9cBilmgbW4

— ゆい (@n_m_y_y) February 12, 2020

ライトニングトークその2 #ciid
アフガニスタンでは、日本の普通は普通じゃない
とくに田舎に行くほどそう
電気がない→冷蔵庫がない→食べ物腐る→病気
夜間危ない、勉強できない
この状態が変わることが革新的！
イノベーションしていこう
力強くて前向きな努力の話で響いた pic.twitter.com/a4bjxaVJYK

— ゆい (@n_m_y_y) February 12, 2020

#CIID Lightning talkラスト
①デザイナーは楽しいストーリーをたくさん語りそのストーリーに触れる人の時間をデザインしている。思いやりを持ってポジティブに
②3万時間の自分の人生がSpotifyのデザインに繋がっている。Spotifyを通じてクリエイターを支援できてる！自分のストーリーを大事にしてね pic.twitter.com/h7kWmZfm1K

— ゆい (@n_m_y_y) February 12, 2020

↑一生懸命かいたのでお時間ある方は見てください。
そういえば今日出会った殆どの方に「noteみたよ〜！」と言ってただけました。本当にうれしいです。読んでくださったこと、反応があることもうれしいです。感想を伝えてくださりありがとうございます。ツイッターもありがとうございます。今日は書けないかも、とおもっていたのですが感想いただけたので書けたと言っても過言ではない。そして調子に乗らないように気をつけます🙇
明日もよろしくお願いいたします！

４日目はこちら