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自分が第三者ならどんなプロセスでお金を出すか

「人生詰んだ」状態をリセットする魔法

第4章 顧客目線のマーケティング
・まずは必勝のイメージング
・自分が第三者ならどんなプロセスでお金を出すか
・どこのお金を引き寄せるか
・大手老舗企業と戦う方法
・自己満足が最大の敵

・自分が第三者ならどんなプロセスでお金を出すか

何か物事を遂行する時、当たり前であるが、あなたはそのプロジェクトの当事者である。
次第にそのプロジェクトの中身に入り込んでしまい、良いものを作ろうと躍起になってしまう。

自分なりに力を出し切り、最高の仕事をした。
しかし、結果は惨敗で全く売れない。

頑張っただけで成果が出るほど世の中は甘くない。
意気消沈して冷静さを取り戻す。

そこで、一歩引いた視点から考えてみる。
「普通に消費者側としてこの商品に出会った時、自分はお金を払ってこれを買うだろうか?」

答えはNoである。
特に私は財布の紐が固く、滅多なことではお金を出さない。

自分が買わないものを作っても誰も買わないのは至極当然だ。
ところが多くの人が、没頭するあまり大切な顧客目線を忘れてしまう。

「自分がお金を出して買いたいと思うものは何か。」
これを常に頭の中に入れておかないといけない。

そして次に、どう言うシチュエーションだったら自分は「買おう!」と思うか。
これらは行動経済学と言う分野であるが、近年のデジタル化によって、店舗などのリアル売買で買う状況と、ネットなど遠隔売買で買う状況とでは、条件が大きく異なる。

しかも今や無料や安価で良いものをすぐに手に入れることができる供給過多の時代だ。
お金を出すのは、商品そのものに、と言うよりも、「幸せな未来」が見えるかどうかに、へ変わって来た。

現代人は、商品を買うのではなく、「幸せな未来」を買う。
さて、あなたが今、頑張っていることは、果たして消費者に「幸せな未来」を与えるものであろうか。

自分も含めて、みんなが「買いたい!」と思うことをやれば、その商品は必ず成功するはずだ。
自分中心ではなく、消費者の未来をサポートするような視線で考えてみよう。

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