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三年間コツコツやれば誰でもソコソコ軌道に乗る

「人生詰んだ」状態をリセットする魔法

第5章 価値の生み出され方
・三年間コツコツやれば誰でもソコソコ軌道に乗る
・現状維持から飛躍させる「パレートの法則」
・強みに一点集中〜サンクコストとオポチュニティコスト〜
・慈善事業は行政の仕事
・常に投資せよ!〜貯金はお金を腐らせる〜

・三年間コツコツやれば誰でもソコソコ軌道に乗る

「石の上にも3年」と言う言葉がある。
何でもそうだが、すぐに結果が出ると言うものは少ない。

世の中では、「すぐに結果が出るもの」を追い求める傾向が強いが、「すぐに結果が出るもの」は参入障壁が低い。
すぐに結果は出せるが、その分、すぐに追い抜かれてしまう。

よって、「結果が出るのに3年かかる」と言う分野は、参入障壁と言う点でもベストだと言える。
多くの人は、自分の「得意なこと」で勝負をしようとする。

しかし、同じようなスキルを持つ人が多ければ、すぐに競争となる。
その競争に勝てるほどの、「病的」とも言えるほどのスキルを持っているのなら別だが、差別化できなければ、すぐにレッドオーシャンの中で埋もれてしまう。

一方で、「3年かかる」分野にわざわざ新規に進出する人は少ない。
何か始める時は、「自分が得意・好きである」と言う点と同時に、「他人がやろうとしても3年かかる」と言う点を重視すると良い。

逆に言えば、3年間コツコツやるだけで、大抵は成功ラインに乗る。
「なんだ簡単なことじゃないか」と侮ってはいけない。

結果が出ないのに3年間、続けるのは至難の業だ。
常に「これは無駄な努力なのではないか」との不安がつきまとう。

よって、必然的に「今まで3年以上やってきたこと」で無ければ、これから3年間続けられる可能性は極めて低いと言える。
だからこそ、ここに参入障壁がある。

まとめると、「自分はこれまで3年以上やってきた」かつ「他人がやろうとしても3年かかる」と言う2点が重要である。
そして、この2点を満たすことを3年続ければ誰でも軌道に乗せて成功の第一歩を踏み出すことができる。

why(何故やるのか)とWhat(何をやるのか)のスタートをしっかり固め、やり始めたら3年間はしっかりと継続する。
やり続けるのは大変だが、成功の秘訣そのものは意外とシンプルなのだ。

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