こけしの木を植えています。 「こけしの森 植樹祭」のこと1
株式会社こしきの活動のひとつ「こけしの森 植樹祭」についてご紹介します。
株式会社こしき(桜井こけし店)では、2019年よりこけし作りに使われるミズキの木の植林事業を行っています。
ミズキは、苗が成長してこけしの材料として使えるようになるまで、20年から30年ほどと言われています。
桜井こけし店先代の櫻井昭二は、次の世代を想って、仲間たちとミズキの植林を行なっていました。
鳴子温泉の鬼首、中山平、上野々などの山々にミズキの林を育んでいた記録が残っています。
この活動は長く続きましたが、工人の高齢化に伴い、担い手不足、後継者不足により次第に途絶えてしまいました。
櫻井昭寛さんと尚道さんの二人は、昭二さんをはじめ、
先代工人たちの活動を受け継ぎ、
どうにか次の世代に残して行けないか模索していたところ、
NPO法人しんりんさんとの出会いにより、森の再生や環境を守ることにもつながる植林という新しい形で実現することが出来ることになりました。
こうして、昨年2019年に「こけしの森 植樹祭」として、第一歩を踏み出すことが出来ました。
次の記事で、経緯や歴史のことをお話します。
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