リキ日記_空腹
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキは、乾燥ミルワームが好きで。そして、そもそも、ハリネズミというのは、偏食する動物のようだが、放って置くと、その、大好きな乾燥ミルワームばかり食べる。
わざと、与えるエサは、固形のものと、乾燥ミルワームとを混ぜたものを与えているのだが、それでも、乾燥ミルワームがを、掘り出してそればかりを食べる。
最初に乾燥ミルワームを食べ切って、お腹が空くから、仕方なしに固形のものを食べて、空腹をしのぐ。
普段から、そんな食べ方をしているのだが、検診で、一度吐いてから、さらに、その傾向が強くなり、固形のエサを残すように、なっていたのでる。
エサを交換するのは、帰宅後、すぐ、くらいで。つまり、21時くらいになる。
でも、あまり選り好みをしていると、乾燥ミルワームは、そもそも3gくらいしか入れていないので、相当お腹が空くはずなのである。
21時くらいに帰宅し、小掃除をし、エサを交換すると。
リキは、もう、待ちきれなくて、巣箱の出入り口付近に、鼻をヒクヒクさせて、待ち受けている。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。
リキ、固形のものを食べたら、空腹は、おさまるはずだよ。意固地にならなくても良いのに。
そんなこんなを、思い出しつつ家内を振り返ると。ソファーで、家内が、脚を指さして笑っていた。
マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
◾️磯貝さん記事
先週も書いたように思うが。磯貝さんは、絵を描かれるアーティストだが、小説も書かれる。シリーズで不定期に書かれているのが、この、「Watcher」で。作品の中には、異世界の、怪しい存在が、ふっと、見えてくる。ただ、それは、ゾンビのように襲ってくるでもなく。また、怨霊のように呪うでもなく、ただ、そこに、静かに存在する。そして、どこか、和風である。この存在感が、私の好きな妖怪に似ているように感じていて。次作が、待ち遠しいのである。
てるとさんが、ミニチュア生け花の会というのを、やっている。その会員が、25名を超えたという。しかも、その方は、海外の方らしく。とうとう、ミニチュア生け花の会も、グローバルに広がってきた。嬉しいことである。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。