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就活
長女は、離職して我が家に帰ってきた。1月の末のことである。そこから、少し自宅でゆっくりしながら、次の就職先を求めて、就活をしていた。
今度は、早朝勤務や夜勤が無いようにということで、限られた選択肢の中から、なぜだか、歯科医院を中心に就活をしていた。
家内も心配して、こう、言った。
それは、バイトじゃないの?就職?本当に?
長女は、その言葉を聞いてかなり不機嫌になったが、私も、まったく同じことを聞こうとしていた。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
今までの勤務が、かなりきつかったから、ここは、判断は、完璧に本人に任せるべきだろうね。
2月の終わり頃に、内定をもらったという知らせが、家族LINEに入ってきた。
それから、何件か、立て続けに内定をもらったようだが、なかなか納得できる条件が無いようで、それからも就活を続けていた。
そしてようやく、3月の中旬に、なんとか就職が決まった。
そして、3月の末から、新しい職場に勤めに出ている。
今度の職場は、我が家からも最寄駅から路線一本で行ける。そして、なかなかに、近い。
親としては、今度の職場が、長続きしてくれればと思うのである。
家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所の側のホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。
マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。
心の中の、リトルkokuroが、ボソリと、呟いた。
さっちゃん(注1)がいようがいまいが、いろいろ、あるね。
季節は、巡るね。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキの関係で「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。
■追記■
以前の記事で、長女が離職を考えていると書いたときに、大勢の方々から、励ましのコメントを頂いた。本当に有り難かった。この場を借りて、御礼を、まず、言いたい。
みなさま、ありがとうございました。おかげさまで何とか、再就職をすることができました。
心より感謝申し上げます。