前準備
今日の記事は、昨日の記事の、続き。第二部である。
いや、大した記事ではないのだ。でも、出来事が時系列的に、続きだったので、2部作ということで、書いていこうと思う。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
ほんとうに、たいした話でもないのに、2部作とはね。
まあ、ね。
老夫婦に、図らずも自分がしてしまった仕打ちを反省しつつスーパーに行った。手には、いつものように、ペットボトルをもっていた。本数は、たったの1本である。これは、自動回収機(ペットボトルクラッシャー)にかけると、WAONポイント、0.2ポイントになる。
不在の家内に以前から仕込まれた、ポイ活の習性から逃れられず、たった1本でも、毎日、持ってくるのが日課になっている。
自動回収機の前に来ると、ちょうど、準備中で。係の女性が、中の粉砕粉を、機械を開けて、回収しているところだった。
この自動回収機。10:00からしか動かない。だからこそ、その時間まで待って、外出する時間を調整し、投入しに来た経緯がある。
とても残念な思いに駆られたが、諦め、ヨーカドーの自動回収機に投入することに切り替えた。
まだ、牛乳パックと、発泡トレーがある。その回収場所に行くと、またもや、係の男性が、中のたまった再生物を回収していた。
つまり、ここでも、投入を諦め、ヨーカドーに切り替えた。
ソソクサとヨーカドーに移動する道のりに乗っかろうと、エレベーターに向かう。
角を曲がると、なんと、登りエレベーターが、点検中なのである。上の階に行き、ヨーカドーへと向かえない。
このスーパー。ご丁寧に、階段が無いのである。あるのはあるのだが、避難階段しか無く、やたらに遠い。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
マジかよ。
電車の時間にも間に合わないかもよ。このペースだと。
最近、働き方改革の名の下に。そして、このご時世でもあり。労働時間が、厳密に決められて現場が回っていることが多い。
つまり、10時開店ならば、そこで働く人々は、10時からしか稼動しないことが、往々にして、ある。
でも、ここで、私ならば、と、思うのである。私が、このスーパーのオーナーならば、前準備は、開店前に、済ませておくだろう。そう思うと、このスーパー、少し残念だと思えてきた。
だが、しかし、なのである。我が家から、本当に近い。そして、営業時間が、23時までと、遅くまで開いている。
そして、こんなチラシが、貼られていた。もう、9時開店になったのである。
言ってしまうが、我が家の近くは、駅からかなり離れていて。人通りが少ない。そして、駐車場はあるものの、このスーパーは、駅近の2つのスーパーに比べて、分が悪いのである。
私は、このスーパーが無くなってしまうことだけは、避けたい。どれだけの恩恵にあずかっているかを考えれば、クラッシャーや回収箱が一杯だったり、エスカレーターが整備中で上れなかったり、電車に間に合わないなんて、些末なことなのである。
私は、このスーパーが繁盛するようにと祈りながら、ヨーカドー経由で、駅へと向かった。
今度から、前準備が不足しているなんてことは、言わないようにしよう。
家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所の側のホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。
マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。
心の中の、リトルkokuroが、ボソリと、呟いた。
さっちゃん(注1)なら、きっと、言っているね。
短気は、損気って。
やりとりからすると、さっちゃん(注1)は、元気なようである。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。