遠距離
今日は、昨日の続きである。
蛇口を開いても、水が出ないのが発覚し。寝る前にコンビニまで行き、買い出しとともにトイレを済ませ、寝た。
翌日、寝袋で床に直に寝ていたので、身体の節々が痛くて目が覚めた。でも、いつもよりも遅い時間まで寝ていた。
家内は、まだ、寝ている。
いつものように、歯を磨きながらトイレに行き。スマホをチェックしつつ、今日一日のことを考えた。
あれこれ考えながら、要をたすと。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
やっちまったな。
しまった。そうだった。水が流れないんだった。
それに。まだ、トイレットペーパーも、取り付けていなかった。紙は、ないか?どこかに、ないか?
辺りを見回すと、キッチンに、あった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
いやに、遠いな。
……。
しばらく途方に暮れていると、なんだか、キッチンに足音がする。
家内だ。
そして、トイレで座っている私を見て、呆れ顔で言った。
水、流れないの、知ってるよね。
そして、私は、拝みながら、紙を投げてくれるようにとお願いした。
すると、家内は。
少し怒ったような顔で、ティッシュケースを投げてきた。
ホッと一息。だが、問題は、ここからだ。
まずは、家内に謝っておこう。
今夜は、マッサージをさせてもらいますから。
そう言うと、家内は、一応、冷ややかに笑った。
まだ、マッサージを実行していないが、マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌になると、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、良いのだ。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。