リキ日記_飛散
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキはかなりの時間、しかもかなり激しく、回し車で走る。そしてリキは、回し車をまわしつつ、糞尿をする。
当然、そのときには一瞬止まるのである。リキは、走りつつ用を足すというような器用なタイプではない。
きちんと止まり。ゆっくりと用を足す。だいたいは、回し車の端に陣取り。そこから外に向けてやることが多いのであるが、ときに、回し車の中央でやったりする。そうなるとどうなるかというと、しばらく、回し車にそれがくっついて回り。ヘタをするとそれが遠心力で飛び出てしまうという憂き目に遭うのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
J(注1)が、ちゃんと幼少期にトイレの練習をしてあげていればなぁ。
まあ、そうは言っても、きちんとトイレを砂場でするハリネズミは、相当しつけが行き届いている場合だけだろう。ハリネズミ自体の性格にもよると思う。致し方ない。
そしてこの日の夜は、不幸にも水飲み場にそれが飛散したようである。リキは、水を飲むことが、その後、できなかったに違いない。この暑い夏の日に、可愛そうなことになった。
リキの、そんなこんなを家内に報告しようとして、後ろを向いたら。
ソファーで、さっちゃん(注2)が、足を指さして笑っていた。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
コロナの僕への置き土産は、鼻毛手入れの怠り。
— 磯貝 剛 (@Tsuyoshi_Isogai) August 30, 2023
磯貝さんは、実は、ほんとうに面白い人である。このXのポストを見ても、コメントが面白い。これは、ずっと前、例の流行病が蔓延り始めてすぐにノートの記事でも発言されていた。
その当時は、そういうこともあるかな、くらいに思っていたが。まさに磯貝さんのおっしゃるようになり。ときに、身だしなみを怠るような体たらくな状態になることもあるように成り果ててしまった。
あの流行病の、置き土産だ。
夏休み開けの8月、世界陸上を見ていて、感動して泣いた。やり投げの北口である。大逆転で金メダルをとった。彼女は、てるとさんと同じ旭川出身だそうだ。彼女の今後の活躍を。特に来年のパリ五輪での栄冠を、心から祈り応援したい。
私は、日本ハムファイターズファンである。今年は、熾烈な最下位争いを、西武ライオンズと繰り広げている。残り試合も少なくなり。もう、最下位以外ならば許そうなんて気になっている。てるとさんと奥様も、日ハムファンで。同じような気持ちの１年なんだろうと思う。私には、もうひとつ。サッカーの横浜FCの残留争いがある。これも熾烈で。今年は、予想はしていたものの、熾烈な１年になり過ぎた。ここは、我慢なんだろう。
いわのりさんのイラストをCanvaで加工して、今日のリキ日記のカバー画像も、使わせて頂いている。
いわのりさんも、ミニチュア好きで。記事で共感できる記事がたくさんある。そんななかで、漆黒、本物の黒にまつわる記事がいくつかあって。この記事も、真っ黒、黒の中の黒色の布の話である。
確かに、黒は黒でもいろいろな黒があることは知ってはいても。こうして比較して記事にされることで、改めて、なるほど、と、思う。
クリエイターって、凄いと、また、改めて思うのである。
(注1)長男はJ、長女はM、次女はHということで、今後は、時々、そう表現することにする。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、そもそも長男が飼い出したハリネズミのリキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。