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富士山
Twitterという名は、Xと変わって、もう久しくなる。
私は、曲がりなりに、このXも、やっていたりする。本当に曲がりなりに、なのだが。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。
コジ、そんなに言わなくても分かっているよ。このノートだって、いい加減だもの。
我が家の近くから、遠く眺めると、富士山のてっぺんが見える。当然、晴れていないと見えないし、晴れていても遠いので、空気が澄んでいないと見えない。
一年でそれほど見えることはないのだが、曇っていようが、見えなくて真っ白だろうが、日が昇っているときに家にいたら、写真に撮って投稿している。
時々、サボるが。
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だが。ここ数年、毎日のように投稿するようになって初めて意識してきたことがある。それは、季節の巡りだ。
当然、朝の富士山を撮ろうとしても、冬は日の出が遅いので出勤時間となり、富士山は撮れないのだ。
そういうときは、事務所近くの空を撮ったりするのだが、なるべく撮れるときは、富士山を撮って投稿するようにしては、いる。
家内の好きなもの。富士山、新幹線、東京タワー。
どこかから出てきた田舎者そのものだが。私たちは、もともと東京方面に住んでいたわけではない。関西から移り住んできた。
富士山は、家内のみならず、私も好きだ。
第二の人生を真剣に考えねばならぬ歳になり。より一層、富士山が好きになってきた。そしてようやくにして、四季を感じるようになってきた。
自らの感性の弱さを思い知る、春、いや、初夏である。
今日は富士山は、見えなかった。明日は、見えるだろうか。
そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。
先日から家内は、あるプロジェクトで、都心のホテルに泊まり込んでいる。
シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。
昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■41日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。