恥ずかしがり屋の注意報【ショートショートnote_45/創作】
家内が私を追求するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。
ショートショートノートカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。
今回は、次女に、予めスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。
それでは、本編にまいりましょう。
では、次女のお題から。
本編、「恥ずかしがり屋の注意報」、約410字を、どうぞ。
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リトルkojuroは、数々の困難なミッションをこなしていく未来の人型エージェントロボットだ。数々の過酷なミッションをコンプリートし、なくてはならない存在だった。
だが、突然、天気予報部への異動を自ら申し出た。
本部の幹部らは驚愕したが、期間限定で許可を出し、お笑い芸人、鰯がMCの番組に出ることになった。
超高性能AIにとっては、天気予報は容易い。鰯との掛け合いもなかなかのもので。リトルkojuroも、日に日に人気が出てきた。
そしてある日、一通のファンレターが届いた。鰯がちょっとからかった。すると、リトルkojuroが、少し顔を赤らめた。
その表情の変化を、鰯は見逃さなかった。
「恥ずかしがり屋の注意報!噛むぞ、あいつ!」
予想通り、リトルkojuroは、なんと、ほんの少し、言い間違いをした。
鰯が言った。
「あいつ、まるで人間やな。」
それでもリトルkojuroは、自分に途轍もない奇跡が起きていることに、まだ、気づかずにいた。
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