再会
ちょうど1ヶ月ほど前、8月の末のことだ。ミニチュア作家のてるとさんに、新宿の、京王ドールハウス展で、再会したのだ。今年の春先に一度、東京のミニチュア・ドールハウス展でお会いしているので、半年ぶりである。
大変なお土産をもらった。
ひとつは、ミニチュア生花の会の、会員証ともいうべき、ミニチュア花器。
そして、リキのミニチュアマグカップ。
さらには、ハリネズミの、ろうそく。これは、見つけたので買ってきた、とのことだった。
いやいやいや。
こんなにお土産を頂くようなことは、何も無いのである。私の、てるとさんへの貢献度は、ほぼ、ゼロだ。
嬉しすぎる。ほんとうに。
私が会場に行ったとに、てるとさんは、ロクロ体験の準備で忙しくされていて。すべてのコマが、予約で埋まっているとのことだった。その合間に、何とか行けて、お会いできた。それで良かったが、実は、花器をもう少し買おうと思っていたのだ。
そして奇しくも、てるとさんからも、花器は、花に合わせるために、いくつか持っておいた方が良いかもと言われた。
そして、現地で見て、欲しかったものを選んだ。
家に帰って、写真に撮り、悦に入った。
かなりの時間、ただ、眺めていた。生花を生けている妄想に囚われながら。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
あとは、花を生けてみたいね。実際に。
私のミニチュア生花の会の活動は、こうして静かに始まった。
そして、幾日かして、てるとさんの記事のコメント欄で、こんな事態になった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
ゆるり、ゆるりと、宣伝していくつもりなんだろ、コジは。
うーむ。
夜、休日出勤から帰宅してきた家内に、報告した。
すると、ミニチュア花器の数に、しばし、無言だった。そして、言った。
買ったからには、ちゃんとまじめに活動して、有効活用しないとね。
そして、ゆっくりと、脚を指さした。
マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。