冷凍庫
カレーは、昨日の記事のように、とりあえずは作りきったのだが、大量に具を準備してしまったため、具の材料が大量に残ってしまい、結局は料理を完結することはできず、その時はタッパーに入れて冷凍し、リベンジマッチを待つことになった。
そして、リベンジマッチの日がやってきた。4月の最初の金曜日。長男が帰宅してきた。土日、我が家にいるという。
長男と、長女に声をかけ。カレーを食べるかと聞いたところ、土曜日の夜にも食べるというので、冷凍庫から、このリベンジマッチを半月以上も待ちわびている具材を取り出した。
基本的な調理は終わっているので。これを解凍して鍋に放り込めば良い。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、解凍の仕方、わかってる?
……。
電子レンジで、適当にやってみよう。
そして、リベンジマッチが始まった。
ちょちょいのちょいだとタカを括っていたが、やはり、具が多い。特に、リンゴは、すりおろしているのだが、これが、多い。あとは、タマネギが、多い。これも、すりおろしては、いる。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
料理をする動機が、タマネギとリンゴの残材を使うことだもんな。そもそも、動機が不純だな。
まあ、良しとしよう。
そして、不慣れな解凍も含め、何とか出来上がった。
そして、こう、命名した。
具だくさん鶏豚肉のリンゴが超多い甘口カレー。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
名前、長いな。
土曜日は外食をしたので食べられず。日曜日の朝、長男に食べてもらうと、やはり、思った通り、超甘口で。だが、もぐもぐ食べながら、慎重に感想を言ってくれた。
確かに甘い。
でも、美味しい。
な、なんと、グルメの長男から合格点が出た。
そして、さらに、言った。
肉じゃがに、似てるな。
ここで、私のカレーの命名を改めた。
具だくさん肉じゃがカレー。
これで、しっくりきた。
そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が笑って脚を指さして笑って言った。
まだ、食べてないけれどね。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
早く食べてよ。変なものなんか、入っていないから。でも、現物は、もう、無いけれど。残念っ!
まあ、マッサージに勤しもう。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。