ぼんたん
長女は、よく職場でちょっとしたお土産をもらってきてくれる。
お土産は、おやつがあったり、調味料なんかもあり、果物なんかも、持って帰ってきてくれる。
3月の中旬、ぼんたんを、持ち帰ってきてくれた。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
これ、包丁で切った方がいいのかもよ。
だが。
私は、手で剥くタイプなのだ。頑張って、無理して、手で剥く。
頑張って剥いて、長女に食べるかどうかを聞いたら、こう、返ってきた。
酸っぱいの、苦手なんだよね。
少し食べてみて、酸っぱくないと報告しても、首を横に振るだけで。
フードロスハンター(注1)としては、放置できないので、即座に食べる。ひとり。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
良かったじゃん、独り占めじゃん。
最近、リトルにも、からかわれたりする。
いつもは心躍る独り占めも、静かにひとり、黙食だ。
そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。
先日から家内は、あるプロジェクトで都心のホテルに泊まり込んでいる。
シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。
昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■48日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。