兎
鏡餅をきちんと食べきることが、我が家では難しいという話を、以前、記事にした。
そしてその記事では、今年は何とか、時期はズレたものの、食べることができたと自慢げに記事にした。
ところが。1週間ほど経った時、キッチンを片付けていて、こんなものを見つけたのだ。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
君は、兎かい?
何年前の干支だろう。もう、賞味期限も切れている。
だが。
ここで、フードロスハンターとしての血が騒いできた。
何とか、このうさぎを救おう。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
いや。食べるのは、中の餅だから。餅を救おう。
夕食の野菜のタッパーに入れてチンすると、良い塩梅に柔らかくなった。
いただきますっ!
そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が笑って脚を指さして笑っていた。
兎?食べるの?
ああ。だって、俺、フードロスハンターだから。
ふーん。ポンポン痛くならないでね。
なんのはなしですか。
ポンポンが痛かろうが痛くなかろうが、いつものミッションは、ノルマとして無くならない。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。