リキ日記_健康診断
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキが我が家に来てからと言うもの、毎年ゴールデンウィーク前に、リキを獣医のところに健康診断に連れて行っている。
リキが我が家に来てから、今年で4年目になる。ところが今年は、家内が仕事で忙しく。私は私で、異動で仕事が変わり、いきなり忙しくなったことで、健康診断には、いつものタイミングでは行けなかった。
まだ、健康診断には行けていない。だが。季節は少し暑い季節にはなったが、夏休みまでには行きたいと思っている。
大切なリキのためだ。休みを取り、きちんと、リキの健康診断に行く。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
リキのためなら、エーンヤコーラ。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が足を指さして笑って言った。
でもさぁ、コジくんは、私と違って土日は休みなんだから、行こうと思えば土曜日、行けたよね?
なんのはなしです可。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、本の小さな小声で呟いた。
いや、家事があるから。コジには。
……。
とにかくマッサージ、マッサージ。倍返しの刑を課される前に、やり抜こう。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
磯貝ワールドは、深い。かなり心理的考察を加えないと、磯貝さんの小説は読み取れない。
シリアスもあれば、コミカルもある。時に、グロテスクである。だが、私は、そのどちらにも、根底に愛があると感じている。
今回の「俺」は、嘘をついたことで恥ずかしさがあり、大事な親族の葬儀に出られないかもしれないという女性の相談に乗る。
帰りに「あれ」を見るのだが、神棚のような部分があり、手を合わせるという行動に出る。
妖怪好きの私だが、必ず神に祈る。毎日、月にも祈る。妖怪への憧れとか恐れは、生きていることの証のような気がするのである。
てるとさんのチャレンジストーリー。私には、凄く勇気づけられる、朝の元気サプリである。
てるとさんは、決してスタンドプレーをすること無く、淡々と日常の取り組みをしているだけなのだろうと思う。
その、また、自然体が好きだ。
チャレンジを本当にしている人は、決してひけらかさないし。特別な感情を持ってやってはいない。そこがまた、カッコいいのである。
私は、レゴが好きだ。いわのりさん宅でもレゴで作品を完成させたという。
それが、芸術的な絵画だというから、驚いた。
さすが、いわのりさん家だ。
いつかそういうものを作って家に飾りたいとコメントしたら、誇りをかぶりやすいから、掃除が大変だとコメント返しがあった。
なるほど、それはそうだ。だが、それでも。レゴの立体感を眺めたり触ったりすると、なんだか心が癒やされるのではないか、と、思うのである。