ハエトリグサの植え替え
こんばんは!n_ko_sukeです。先日、ハエトリグサの植え替えを行いました。
ハエトリグサについて
見出し画像が私のハエトリグサです。最初はなんだか怖いというイメージでしたが今ではすっかり我が家に馴染んでいます。ハエトリグサは夏頃にホームセンターやお花屋さんで売っています。湿地に住む植物なので腰水栽培をして水を枯らさないようにします。腰水栽培とは受け皿に常に水を張っている状態を維持し、鉢底から水を吸わせる方法です。
ハエトリグサは本来12~2月まで冬眠して下の写真よりもっと枯れているように見えます。冬眠中に植え替えをするとダメージが少なくて良いとされています。しかし、私は初めて冬越しに挑戦したためうまく冬眠に入らせることができませんでした。0~5℃、0℃以下にならない(水が凍らない)場所、お日様が多少当たる場所って意外と見つからなくて困っています。室内でどこかいい場所があったら教えてください。冬眠できないことで春の成長が遅れるらしいのですが、その影響はいかに。
植え替えの方法は"食虫植物TV"を参考に
植え替えのやり方はYouTube"食虫植物TV"を参考にして行いました。動画がとてもわかりやすい上、食虫植物で実験みたいなこともやっているので見ていて楽しいです。虫が出てくるので苦手な人は注意してください。
必要なもの
鉢(駄温鉢が好ましい)、水苔、鉢底石、鉢底ネット(水切りネットでも可)、受け皿(腰水栽培のため)、冬の冷水に耐える心、
私は冷水に耐えられなかったのでゴム手袋を使用しました。
①新しい水苔を用意して十分に水を吸わせる。
②鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れる。
③水苔を6割程度入れる。
④ハエトリグサの古い土や水苔を取り除く。
⑤ハエトリグサの根の周辺に少量の水苔を巻きつける。
⑥ハエトリグサを鉢に入れて空いているところに水苔を詰める。
⑦見栄えを整えて完成!
before
after A
after B
生物の生存戦略
beforeとafter Aは同じ鉢で、after Bは新しく購入した駄温鉢です。駄温鉢は素焼き鉢より孔が細かいため保水性が高く湿気を好む植物に向いているそうです。
ハエトリグサは元々一つの個体だったのですが、いつの間にか増殖していたので一つにまとめるのは窮屈だと思い二つの鉢に分けました。その中でも大きくて個体数が少ないのと小さくて個体数が多いのがあって、生物の生存戦略がよくわかって面白いです。after Bで言うと大きい個体が一つ、小さい個体が二つ見えると思います。小さい個体は「小さいけど増殖してやる!」という意志が感じられました。大きい個体は「俺様に何か用か?」と言わんばかりの風格です。これからも元気に育ってね。
終わりに
最後まで読んでくださりありがとうございます。ハエトリグサは水を切らさないようこまめな管理が欠かせませんが、夏には葉がすぐに成長し新しい葉も出てくるので育てがいがあります。虫を食べる植物"食虫植物"、あなたも愛でてみませんか?すでに愛でている人はさらに充実した食虫植物生活を送れますように。