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なでしこジャパンW杯優勝凱旋試合の記録/2011年8月

2023年7月26日、女子ワールドカップで「なでしこジャパン」が4大会連続で決勝トーナメント進出を決めました。予選2試合危なげない内容で、今後も楽しみです。

東日本大震災による混乱が収まっていない2011年7月、なでしこジャパンが1度も勝利したことがないアメリカを破りW杯優勝、世界一に。W杯帰国から1カ月後の8月19日、国立競技場で「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」があり、観に行ったので記録として写真を掲出しておきます。

試合は「なでしこジャパン(日本女子代表) vs なでしこリーグ選抜」。雨がパラつく中、結構人が入っていますね。

国歌斉唱は歌手の倉木麻衣さん。チャリティーマッチなので無報酬だったようです。そして、試合前の一番の盛り上がりは、なでしこジャパン先発メンバーの発表です。

なでしこの10番、キャプテン、W杯得点王、W杯MVP、この年メッシとともにFIFA最優秀選手獲得、と肩書もりだくさんの「澤穂希」選手。

W杯準決勝のスウェーデン戦の2ゴールが強烈なインパクトを残し、一気に知名度を獲得した「川澄奈穂美」選手。今日NHKで放映されたW杯コスタリカ戦の中継では解説を担当し、新たな一面を見せてくれました。

最後にノリさん。ここで、もう一段盛り上がります。「佐々木則夫」監督です。

先発メンバーはこちら。当時は4バックを採用。澤、阪口のダブルボランチ。前線ワイドに川澄、宮間、ツートップに大野、丸山でしょうか。

試合直前の写真撮影。報道陣の数が凄いですね。

黙とうして試合開始。

宮間選手。左右両足が使えるフリーキッカー。澤選手からキャプテンを引き継ぐのはこの人しかいない、という選手ですね。

ピンクのヘアバンドが印象的な川澄選手。私が座ったサイドでプレーをしていて顔を向けてもらえる機会が多く、いい写真が撮れました。

そして、レジェンド。「苦しい時は、私の背中を見て」。2008年、メダルを取れずベスト4に終わった北京オリンピック時にチームに話した澤選手の言葉です。その3年後=2011年W杯優勝。カッコイイ。

なでしこジャパンは、2008年の北京オリンピックで4位。2011年の女子W杯は世界ランク4位で大会に臨んでいました。世界ランクは1つの尺度でしかありませんが、W杯までの3年間4位くらいをキープできているので、世界大会のベスト4に入るくらいのベースは持っている。運も含めて勢いづいたら優勝もあるかも・・・2011年はそれを実現してくれたんだと思っています。

2023年女子W杯に挑むなでしこジャパン。一部のメディアからは再び優勝?などという気の早い記事も見受けられます。過去にならい直近の世界大会と世界ランクを見てみます。2019年女子W杯=ベスト16。2021年東京オリンピック=ベスト8。そして2023年W杯は世界ランク11位で臨んでいます。ま、データはデータとして、個人的に今回のなでしこにはワクワクしてます。楽しみですね。

話があちこち飛んでる気もしますが、以上、なでしこジャパン「2011年W杯優勝」凱旋となった試合の記録でした。

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